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優「おれ、ジェシーの服じゃなきゃ嫌なんだ！」
樹「ふーん、ジェシー愛されてんな笑」
ジ「...うるせぇ」
ニヤニヤ顔で俺の顔を覗きこんでくる樹を軽く睨む。
っていうか何で俺の服じゃなきゃ嫌なんだよ。
意味わかんねぇこの猫。
早速スケッチブックを取り出して、大我と絵しりとりを始める猫をぼんやりと眺めた。
それにしても大我の絵は上手い。
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樹達と正門で別れた帰り道。
「優吾！！！」
と誰かの叫ぶ声が背後から聞こえたが、当然俺達には関係ないと振り向かずにそのまま歩き続けようとした。が、隣にいた猫はそうではなかった。
その場で立ち止まって振り返った猫は、北斗...と小さな声で呟いた。
そういえばこの猫の名前は優吾だったと気づく。
「どこいってたんだよ！ずっと探してたんだぞ？！」
...は？何の話？
突如現れた黒髪の男。
その男は抵抗もなく猫を胸の中に収めていた。
猫の一歩後ろに立つ俺の存在にやっと気づいた男は、俺を見るなり猫から離れ、小さくお辞儀をしてきた。だから俺も小さくお辞儀を返した。
「一緒に住まわせてもらってるのか？」
優「うん...ジェシーって言うんだ」
「そうか...」
なんだこのドラマみたいな展開は...
感動の再会とかいうやつか？
北「俺、松村北斗って言います。ジェシーさんの前に優吾と暮らしていて...」
ジ「そうですか」
無性にイライラした俺は、どうでもいいようなそんな返事をしてしまう。
北「どうして急に出て行ったりなんかしたんだよ！心配しただろ？」
優「ごめんなさい北斗...」
なんだよこの猫。俺の時は言い訳ばっかで謝らないくせに...この男には素直に謝るのかよ。
本当に腹立たしい。
北「俺、何か優吾が気にするようなこと言っちゃった？それとも...」
ジ「あの」
居てもたってもいられず、俺は口を開いた。
ジ「ここ道なんで、場所移動した方がいいと思うんですけど」
そう言えば、なぜか猫は不安な顔で俺を見つめてくる。
北「そうですね。では...」
ジ「俺、これからバイトなのでその猫のことよろしくお願いします。一応鍵持たせてるんで」
猫が俺に何か言いたげな顔をしたが、俺は猫から目を逸らして背を向けた。
本当はバイトなんて嘘だった。
ただなんかアイツらの会話を聞きたくなくて、逃げたのだった。
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のぞみ☆(プロフ) - ひかるさん» こんばんは〜☆ひかる様にハマっていただけるとはっ...！！！(泣)本人にやって頂けたら、始まって5秒で死にます笑こち猫が泣いている所は、小さい子供が泣いている様子を想像して頂けたらありがたいです笑こちらこそ！いつもコメントありがとうございます！(*´ω｀*) (2020年7月8日 0時) (
レス) id: 86babafb12 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - お久しぶりです。センチメンタルも大好きなんですが、こち猫にハマり中です。ぜひ本人たちでドラマやってほしい笑！タイガと樹も登場で胸熱です。個人的にこち猫の泣きだす所が大好きです。これからも更新楽しみにしています。癒しをありがとうございます！！ (2020年7月6日 23時) (レス) id: a3814309cf (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - とまこさん» とまこ様！いつもありがとうございます(´∀｀*)とまこ様の癒しになっているとの事、嬉しく思います(^^)もし何かリクエストがございましたら、いつでも仰って下さいね♪こちらこそよろしくお願いします！ (2020年6月17日 15時) (レス) id: 86babafb12 (このIDを非表示/違反報告)
とまこ(プロフ) - のぞみさま！とっても可愛いお話をありがとうございます(*･ω･)癒されながら読ませていただいています♪センチメンタル続編と同時進行で書いておられて、のぞみさまの語彙力と表現力に圧倒されています。これからも大切に読ませていただきますね(･ω･* ) (2020年6月16日 1時) (レス) id: b87c68692d (このIDを非表示/違反報告)
Sua(プロフ) - のぞみ☆さん» そうだったのですね！いつかまた読めることを楽しみにしています(*^^*) (2020年5月31日 0時) (レス) id: f218de8fd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2020年5月11日 22時
