39.猫と卵かけご飯 ページ39
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19時過ぎ。
バイトを終えて帰ってきたわけだが、家に着いた瞬間どっと疲れが襲った。というのも、今日は変な客が多かったせいか、精神的に参ってしまったのだと思う。何があってイライラしているのかは知らないけど、毒をもたない俺に当たってくるのだけはやめて欲しい。
優「ただいまジェシー！」
パタパタパタと頭に父さんを乗せて、玄関まで俺を迎えに来る猫。
もはや、ただいまじゃなくておかえりだろ？という気力さえも残っていなかった。
優「ジェシーお腹すいたよ？今日のご飯は何？」
靴を脱ぐ俺の後ろで、待ってました！とでも言うような雰囲気をプンプン醸し出すのをぶった切るように、俺は口を開いた。
ジ「悪い。今日は飯作る気しねーから、卵かけご飯でいい？」
優「卵かけご飯...？」
卵かけご飯を知らないのか、頭の上にはてなマークを浮かべる猫。
ジ「ちょっと待ってろ」
重たい足を引き摺って、キッチンに向かう。
猫はその後ろをチョコチョコとついてきた。
冷蔵庫から卵と醤油を取り出し、ちょうど19時に炊けるようセットしてあった炊飯器から、ご飯をよそう。
猫はただ俺の作業をジッと見つめていた。
ジ「ほらよ、これが卵かけご飯」
1分もしないうちに出来上がった卵かけご飯を見て、何やら猫は不安そうな顔をする。
優「ジェシー、これ本当に食べれるの？」
ジ「あ？そんなワガママ言う奴には飯ねーぞ」
そう脅すように言えば、猫はおわんを抱えて逃げるようにローテーブルの方へ移動する。
俺は食べる気がしなかったので、水の入ったコップを2つ持って、机を挟んだ猫の前に腰を下ろした。
ジ「...何してんだよ」
猫は卵かけご飯をスプーンですくい、怪しむような目であらゆる角度から眺めている。
失礼だな。悪いもん入ってねーんだけど。
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のぞみ☆(プロフ) - ひかるさん» こんばんは〜☆ひかる様にハマっていただけるとはっ...！！！(泣)本人にやって頂けたら、始まって5秒で死にます笑こち猫が泣いている所は、小さい子供が泣いている様子を想像して頂けたらありがたいです笑こちらこそ！いつもコメントありがとうございます！(*´ω｀*) (2020年7月8日 0時) (
レス) id: 86babafb12 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - お久しぶりです。センチメンタルも大好きなんですが、こち猫にハマり中です。ぜひ本人たちでドラマやってほしい笑！タイガと樹も登場で胸熱です。個人的にこち猫の泣きだす所が大好きです。これからも更新楽しみにしています。癒しをありがとうございます！！ (2020年7月6日 23時) (レス) id: a3814309cf (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - とまこさん» とまこ様！いつもありがとうございます(´∀｀*)とまこ様の癒しになっているとの事、嬉しく思います(^^)もし何かリクエストがございましたら、いつでも仰って下さいね♪こちらこそよろしくお願いします！ (2020年6月17日 15時) (レス) id: 86babafb12 (このIDを非表示/違反報告)
とまこ(プロフ) - のぞみさま！とっても可愛いお話をありがとうございます(*･ω･)癒されながら読ませていただいています♪センチメンタル続編と同時進行で書いておられて、のぞみさまの語彙力と表現力に圧倒されています。これからも大切に読ませていただきますね(･ω･* ) (2020年6月16日 1時) (レス) id: b87c68692d (このIDを非表示/違反報告)
Sua(プロフ) - のぞみ☆さん» そうだったのですね！いつかまた読めることを楽しみにしています(*^^*) (2020年5月31日 0時) (レス) id: f218de8fd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2020年5月11日 22時
