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しばらくすると、ベッドの上でオヤジみたいな体勢でテレビを見ていた猫が、なぜか俺の横に座ってきた。
突然なんだと思ったが、あえて聞かずに課題を進めていれば、少しずつ俺との距離を縮めて近づいてくる猫。そして俺の腕と猫の腕が触れる位置にまで移動してくると、さすがに俺も気になった。
ジ「...なに？近いんだけど」
そう言えば、無言で少しだけ離れる猫。
その猫の行動に首を傾げながら、再びシャーペンを握り直せば、あぐらをかく俺の膝の上に何かが乗った。見れば、猫のふくらはぎだった。
ジ「え、何この脚...」
そう聞けば、シュッと俺の膝に乗せる脚を戻す。だがまたそのすぐ後に、今度は太ももまで乗っけてきた。
ジ「だから何？重いんだけど」
そう言えば、何やらもじもじしながら、ね〜ジェシー？と俺の名前を呼ぶ猫。
優「...お膝の上、乗ってもいい？」
ジ「は？」
意味がわからない。
優「だって今日、大我が樹のお膝の上に乗ってたんだもん！」
おれもやりたい...と口を尖らせながら見つめてくる。
ジ「やだよ、重いし。それに今課題やってんの」
そう言えば、猫はケチ！と言って布団にくるまってしまった。
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ジ「おい猫、寝てんの？」
そう声をかければ、不機嫌な顔を布団から覗かせる猫。
ジ「まだいじけてんのかよお前...」
頑固な猫だ。
ジ「早く風呂入ってこいよ。俺はもう寝る」
優「やだ」
ジ「あそ。じゃあ風呂入らない奴は床で寝るんだな」
優「やだ」
ジ「ならさっさと入っ...」
優「やだ！！！」
めんどくせー猫だな...
ジ「あーもうわかったよ。さっさと来い」
猫がヤダヤダと駄々を捏ねているのは、風呂に入りたくないからでもなく、床で寝たくないからでもなく、ただ膝の上に座りたいだけだなのだとわかっていた。
優「わ〜！」
床に座りあぐらをかけば、猫は嬉しそうに布団から這い出てきた。
ジ「痛ってーな！」
ドスンっ！と思いっきり体重をかけて座ってきた猫が腹立たしい。
優「意外と座り心地悪いね！」
ジ「だったら下りろくそ猫！」
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のぞみ☆(プロフ) - ひかるさん» こんばんは〜☆ひかる様にハマっていただけるとはっ...！！！(泣)本人にやって頂けたら、始まって5秒で死にます笑こち猫が泣いている所は、小さい子供が泣いている様子を想像して頂けたらありがたいです笑こちらこそ！いつもコメントありがとうございます！(*´ω｀*) (2020年7月8日 0時) (
レス) id: 86babafb12 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - お久しぶりです。センチメンタルも大好きなんですが、こち猫にハマり中です。ぜひ本人たちでドラマやってほしい笑！タイガと樹も登場で胸熱です。個人的にこち猫の泣きだす所が大好きです。これからも更新楽しみにしています。癒しをありがとうございます！！ (2020年7月6日 23時) (レス) id: a3814309cf (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - とまこさん» とまこ様！いつもありがとうございます(´∀｀*)とまこ様の癒しになっているとの事、嬉しく思います(^^)もし何かリクエストがございましたら、いつでも仰って下さいね♪こちらこそよろしくお願いします！ (2020年6月17日 15時) (レス) id: 86babafb12 (このIDを非表示/違反報告)
とまこ(プロフ) - のぞみさま！とっても可愛いお話をありがとうございます(*･ω･)癒されながら読ませていただいています♪センチメンタル続編と同時進行で書いておられて、のぞみさまの語彙力と表現力に圧倒されています。これからも大切に読ませていただきますね(･ω･* ) (2020年6月16日 1時) (レス) id: b87c68692d (このIDを非表示/違反報告)
Sua(プロフ) - のぞみ☆さん» そうだったのですね！いつかまた読めることを楽しみにしています(*^^*) (2020年5月31日 0時) (レス) id: f218de8fd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2020年5月11日 22時
