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ジ「ところでお前、なんで布団被ったままなんだよ」
そう聞けば、怒らない？と俺を見つめてくる。
ジ「怒らないから出てこいよ」
気分の良かった俺は、そう言ったのだ。
優「あのね...泥団子作ってたら...」
そこまで聞いて、物凄く嫌な予感がした。
ジ「まさか...」
そのまさかだった。
布団からはい出てきた猫の服は泥だらけの泥だらけだった。
優「泥まみれになっちゃった！」
テヘッと笑う猫。
ジ「てめぇ...」
容赦なく睨みつければ、ジェシー怖いよ？と、隠れる場所を探し始める。狭い部屋に隠れる場所なんかあるはずもなく、猫の首根っこを捕まえてベッドの前に立たせる。
ジ「見ろ！」
泥だらけのベッドを指さす。
優「わー」
ジ「なんで泥だらけでベッド入んだよこのバカ猫っ！」
優「だってジェシー泥だらけだと怒るから隠れたんだもん！」
ジ「どうせバレんだから煩わしいことすんな！」
ケチ！と言う猫の額にデコピンをくらわす。
あーあ、どうすんだよ。
今日はシーツもなければ布団もなしだな。
っていうか泥団子作ったって、思いっきり遊んできたんじゃねーか。
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優「ジェシー寒いよー」
ジ「仕方ねーだろ？お前が汚したんだから」
横でブルブルと震える猫。
俺は全く寒いとは感じないが、猫は寒がりって言うしな。
優「ジェシーギューして」
ジ「無理」
仮にもコイツは男だ。
猫だとは言え、男を抱きしめるのは少し抵抗がある。
優「じゃないと俺死んじゃう」
ジ「死なないから安心しろ」
無理と言ったにもかかわらず、ピタッと背中にくっついてくる猫。
優「おれが温めてあげる」
ジ「いい。暑苦しいから離れろ」
グイグイと肘で押すが、離れるどころか腕を俺の腹にまきつけてよりくっついてくる。
優「お誕生日おめでとう」
背後で聞こえた小さな声。
サンキュと言おうと思ったが、猫からスースーと寝息が聞こえたのでやめた。
ただの寝言かもしれない。
それでも少しだけ嬉しく感じた俺は、身体の向きを変え、しょうがなく猫を胸の中に収めた。顎に当たる猫の耳がくすぐったい。
優「わ〜温かい♪」
ジ「起きてたのかよお前っ...！」
最悪だ。
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のぞみ☆(プロフ) - ひかるさん» こんばんは〜☆ひかる様にハマっていただけるとはっ...！！！(泣)本人にやって頂けたら、始まって5秒で死にます笑こち猫が泣いている所は、小さい子供が泣いている様子を想像して頂けたらありがたいです笑こちらこそ！いつもコメントありがとうございます！(*´ω｀*) (2020年7月8日 0時) (
レス) id: 86babafb12 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる(プロフ) - お久しぶりです。センチメンタルも大好きなんですが、こち猫にハマり中です。ぜひ本人たちでドラマやってほしい笑！タイガと樹も登場で胸熱です。個人的にこち猫の泣きだす所が大好きです。これからも更新楽しみにしています。癒しをありがとうございます！！ (2020年7月6日 23時) (レス) id: a3814309cf (このIDを非表示/違反報告)
のぞみ☆(プロフ) - とまこさん» とまこ様！いつもありがとうございます(´∀｀*)とまこ様の癒しになっているとの事、嬉しく思います(^^)もし何かリクエストがございましたら、いつでも仰って下さいね♪こちらこそよろしくお願いします！ (2020年6月17日 15時) (レス) id: 86babafb12 (このIDを非表示/違反報告)
とまこ(プロフ) - のぞみさま！とっても可愛いお話をありがとうございます(*･ω･)癒されながら読ませていただいています♪センチメンタル続編と同時進行で書いておられて、のぞみさまの語彙力と表現力に圧倒されています。これからも大切に読ませていただきますね(･ω･* ) (2020年6月16日 1時) (レス) id: b87c68692d (このIDを非表示/違反報告)
Sua(プロフ) - のぞみ☆さん» そうだったのですね！いつかまた読めることを楽しみにしています(*^^*) (2020年5月31日 0時) (レス) id: f218de8fd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ
| 作成日時：2020年5月11日 22時
