#131 ページ33
翔side
翔「抜いてない…。」
大倉先生に布団を剥ぎ取られ、両手でガッチリほっぺを掴まれ、逃げれねぇ…。
忠義「どこにあるん？」
翔「…足…」
忠義「足！？」
今度はパジャマのズボンを下げられた。
忠義「おまっ、これ逆流とかしてへんやろうな？？(焦)すぐ立って！」
ひっぱり起こされる感じで起き上がり、安田先生が俺が付けた尿パックを足から外した。
章大「尿量から逆流はしてへんと思います。」
忠義「はぁー…。
…ついでに心音聴くで。」
ベッドに戻り、安田先生に酸素チューブをつけられ、パジャマのボタンを外された。
淡々と聴診器を当てる大倉先生。怖い…。
忠義「動悸が気になるから、１本点滴追加して。」
翔「……病院着でいいから…着たい…」
忠義「…んで？何で外に居ったか言い訳聞こうか。」
カルテに何かを書き込みながら、目も合わせずにそう言う大倉先生。
理由なんて分かってるくせに…。
翔「…野球大会行こうとした。それだけ。」
忠義「…何で野球大会行こうとしたん？」
翔「何でって…約束したから…」
忠義「そんなことは聞いてない。誰かに許可貰ったん？外出許可。じゃないと勝手に外出れんよな？」
翔「…貰ってない…」
忠義「…ふーん…そうなん。」
翔「……」
忠義「安田先生には謝ったんやろうな？」
翔「……安田先生…ごめんなさい…。」
章大「おん、ホンマに心配したんやで？もうアカンよ。」
安田先生、超優しい…。
チラッと大倉先生に目をやると、超冷たい目で俺のことを見ていた…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 277人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん - 更新停止悲しいです。。再開するの待ってます！！ (2018年6月14日 22時) (
レス) id: dd71474c53 (このIDを非表示/違反報告)
j(プロフ) - とっても面白いです！更新たのしみにしてます！翔くんが、入院のストレスから便秘になってしまい、処置されるところをいれてほしいです！ (2018年4月5日 1時) (レス) id: ed110d68a3 (このIDを非表示/違反報告)
さーや - 移行おめでとうございます！！これからも楽しみに待ってます！！今後の展開が待ち遠しいです（笑） (2018年3月24日 20時) (レス) id: 05f9ec8022 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 移行おめでとうございます。これから翔ちゃんがどうなるか、ワクワクです^^ これからも頑張ってください (2018年3月24日 16時) (レス) id: 25fb8acde4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆりゆり | 作成日時：2018年3月24日 11時
