・ ページ9
集中して絵を描いていれば思ったよりも時間は早く過ぎ、体内時計では20分程で終わりのチャイムが鳴った。
JN「お疲れ様、Aちゃん」
書道室と美術室が近い為なのか教室から出ると教科書と筆箱片手に持ったジェノくんが待っててくれていた。
JN「お友達は出来た？」
『ううん、人見知り発動して声すらかけれてない』
そんな気はしてたなぁ…だなんて笑いながら言うジェノくん片目に目の前に歩くファン・ロンジュンくんの後頭部を眺めた。
JN「…あの子は誰？」
『ファン・ロンジュンくん。同じ美術選択生だよ』
ロンジュンくんねー、聞いた事ない名前 と口に出すジェノくんに彦北中学校から来た子じゃないのか？と問えば
JN「ううん、あんな子居てなかったし見た事もない」
特に嘘をつく理由もないし、ジェノくんの性格上有り得ないので素直に信じるもファン・ロンジュンくんという存在の謎は深まるばかりだった。
お昼。4限が終わり財布を持って食堂に行こうとするとエリちゃん達に声を掛けられた。
GS「A！一緒に食べよ〜♪」
『うん、ジミンちゃん達は？』
GS「今ヘチャン達呼びに行ってる〜」
知らないうちにエリちゃんと腕を組んでいて、エリちゃんの方を向けば「うーーん、もうまつ毛下がってる」だなんて鏡でメイクを直していた。2人で3人を待っていればジェノくんとジェノくんの友達らしい数人が目の前から歩いてきた。
ジェノくんはすぐ私に気付いた用で可愛い笑顔で手を振ってくれ、私も手を振り返せばエリちゃんが少し驚いた顔をして
GS「イ・ジェノと仲良いの！？」
『え、うん…？』
GS「人に関心なくて女絡みもないからてっきり女嫌いの人だと思ってたのに〜」
「んでも、Aちゃん可愛いもんね ♪」だなんてお世辞を言いながらも鼻先とんとんされていれば3人が歩いてやってきた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 694人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りー - 続きが楽しみです！更新待ってます！ (3月27日 18時) (
レス) id: 975e944383 (このIDを非表示/違反報告)
環奈(プロフ) - ドリーさん» すみません、ご指摘ありがとうございました。すぐオリジナルフラグ撤去させていただきました。>< (3月2日 9時) (レス) id: 5b5149c5d0 (このIDを非表示/違反報告)
ドリー(プロフ) - すみませんオリジナルフラグが付いてますよ‼️ (3月2日 5時) (レス) id: 64f588d139 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：環奈 | 作成日時：2024年3月1日 23時
