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庭〜


お城の庭らしきところに出た。

この庭も、白い花が咲き乱れていて、すごいキレイ。

タツヤ「さて、と… じゃあまず、俺たちが先に見せるね。 ヒカル、よろしく。」

ヒカル「そして俺かよ… いいけど。」

ヒカルさんは俺たちの前に来ると、手を前に出した。


ヒカル「魔法は基本、手から出す。 それと、魔法使いにも種類がいて、俺の場合は“水使い”。 主に水系の力を使う。 魔法の出し方は思ったよりも簡単。 頭で水を想像して、手に込めて… …‘水よ’。」

ピシャンッ

コウジ「わぁ…!」

ヒカルさんが水と唱えると、手から水が出てきた。

これが、魔法…

そういえばリョウヘイさんも、俺たちが何使いなのか聞いたな。

こういうことか。

ヒカル「これは応用だけど、こうやって… ‘氷よ’。」

カキーンッ

ラウール「水が凍った!」

ヒカル「こうして、水を氷にすることもできる。」


リョウタ「次は俺。 俺は炎使い。 こうして… ‘炎よ’。」

ボッ

ラウール「わっ!」

リョウタさんの手から炎が出て、ヒカルさんが出した氷を溶かしていく。

レン「すごい…」

リョウヘイ「魔法を使うのも条件があるんだ。 俺は星使いなんだけど、星の見える夜しか使えないから今は見せられない。 次は…ダイスケ、やってみせて。」

ダイスケ「はーい!」

テンションが、初めて会った時に戻っている。

落ち着いてくれたのだろうか…?


ダイスケ「俺は花使い! 植物を操れるんだよ! 何もない土に花を咲かせることもできるし、この草一本一本を束ねてって…」

ダイスケさんが草に手をかざすと、触れていないのにみるみる草が束ねられていく。

ダイスケ「こうやってロープにすることができるんだよ! あとはこれを… ‘蔦よ、縛れ’!」

ヒュルンッ ギュッ!

コウジ「わぁ!!」

草のロープはまるで意思があるかのように動き、コウジを縛った。

リョウヘイ「ダイスケ!」

ダイスケ「やって見せた方が早いと思っただけだよっ」

ダイスケさんは、まだ俺たち、主にコウジを警戒しているらしい。


タツヤ「俺は雷使い。 俺も条件が満たされてないから、今は使えない。 ショウタも同様。」

リョウタ「じゃあ、3人もやってみようか。」

・・・→←第二話 東西と魔法



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設定タグ:SnowMan , 魔法使いパロ   
作品ジャンル:ファンタジー
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夢幻姫(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。すみません、書きたいものをすぐに書いてしまう悪い癖がありまして、放置してしまいました…せっかく見つけて読んでくれていたのにすみません_| ̄|○ 近々続きを書きますので、もう少しお待ちください! (8月9日 19時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
もも - こんにちは。コメント失礼します。私は夢幻姫さんの別な小説を読んでいるものです。最近そちらの小説を書かれていないようなのですが、今後、お話は続いていくのでしょうか?夢幻姫さんのお話はどれも面白いので、もしそうだったら別なのを読みたいと思っています。 (8月9日 19時) (レス) id: c1ab638b45 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻姫(プロフ) - 麻耶さん» コメントありがとうございます!頑張ります!是非楽しみに待っていてください! (2023年5月11日 7時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続き待ってます! (2023年5月10日 23時) (レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢幻姫 | 作成日時:2022年5月1日 18時

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