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ダイスケ「おーい。 ショウタも挨拶しなー。」
ダイスケさんは資料を見ている男の人に話しかけた。
この人が、さっきリョウタさんが言ってたショウタさんなんだ。
ショウタ「……」
ダイスケ「おーい、ショウター？」
ショウタ「……」
タツヤ「ダメだ、モード入ってる。」
集中しているのか、こちらの声は全く聞こえない様子。
ヒカル「リョウタ、お願い。」
リョウタ「了解。」
リョウタさんはショウタさんに近づき耳に口を近づけると…
リョウタ「ふっ」
ショウタ「ふぁっ…？！」
息を吹きかけた…
え、ちょっと待って何今の声？
聞いていい声だった？
反射的にラウールの耳を塞ぐ。
ラウール「え、なになに？」
レン「いや、なんとなく…」
ショウタ「耳はダメだって言ってんだろ〜… …あれ、リョウタにリョウヘイ、おかえり。 いつ帰った？」
リョウタ「本当に聞こえてなかったんだね。」
リョウヘイ「集中するのはいいけど、無理しないでよ？」
ショウタ「何日も徹夜して研究に没頭してる人には言われたくない。」
リョウタ「ほら、自己紹介して。」
ショウタ「ん…？」
やっとこちらの存在に気づく。
ショウタ「えっと…？」
レン「あ、レンです。」
コウジ「コウジです！」
ラウール「ラウールです。」
ショウタ「…ショウタ、です……」
リョウタ「ごめんね、人見知りなんだ。」
ダイスケ「ショウタはこの国の王子で、後継なんだよぉ〜。」
ラウール「そうなんですか？！」
コウジ「王子様？！ すげー！」
…ん？
あれ？じゃあ…
レン「リョウタさんは…？」
ラウール「名前似てるし、兄弟？」
ダイスケ「え？」
リョウヘイ「んっ、ふふふっ…！」
ヒカル「あー、またか…w」
コウジ「へ？」
みんな笑い出した。
“また”…？
タツヤ「リョウタはねぇ、ショウタの付き人w 血は繋がってないよーw」
え…
「えええええ？！」
ラウール「でもでも！ ここ家って！」
リョウタ「嘘はついてないよ。 生まれも育ちもここ。 それに俺、自分が王子だとは言ってないよ？」
コウジ「なんやそれぇ！」
ダイスケ ﾋﾟｸｯ
ｼｬｯ!!
コウジ「へ？ ひぃっ！！」
突然ダイスケさんが、腰に下げていた剣をコウジの首に当てた。
表情はさっきと打って変わって、目に光がない。
ダイスケ「お前、セイジンかっ？」
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夢幻姫(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。すみません、書きたいものをすぐに書いてしまう悪い癖がありまして、放置してしまいました…せっかく見つけて読んでくれていたのにすみません＿|￣|○ 近々続きを書きますので、もう少しお待ちください！ (8月9日 19時) (
レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
もも - こんにちは。コメント失礼します。私は夢幻姫さんの別な小説を読んでいるものです。最近そちらの小説を書かれていないようなのですが、今後、お話は続いていくのでしょうか？夢幻姫さんのお話はどれも面白いので、もしそうだったら別なのを読みたいと思っています。 (8月9日 19時) (レス) id: c1ab638b45 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻姫(プロフ) - 麻耶さん» コメントありがとうございます！頑張ります！是非楽しみに待っていてください！ (2023年5月11日 7時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続き待ってます！ (2023年5月10日 23時) (レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻姫 | 作成日時：2022年5月1日 18時
