第九話 知っている全て ページ46
青サイド…
ヒカル「そら、もっといけるぞ！」
コウジ「ひぃ〜！！」
リョウタ「あんまり無理させちゃダメだよー？w」
ショウタ「……」
庭で特訓をしている3人、主にリョウタを、自室の窓越しから見ていた。
あれ以来、本当に涼太は俺と顔を合わせない。
俺自身も、ああ言った手前、今更仲直りなんて出来なかった。
思っている以上に俺は子供なんだな…と、思ってしまった。
ｺﾝｺﾝｯ
ショウタ「、誰だ？」
「SixTONESのジュリとタイガです。」
ショウタ「入れ。」
扉が開き、ジュリとタイガが部屋に入る。
ジュリ「ご無沙汰しております、ショウタ殿下。」
ショウタ「やめろよそれ、気持ち悪りぃっ」
ジュリ「表向きでもこうしていないと、“SixTONESは王族に対して言葉がなっていない”と怒られてしまうので、仕方なく。」
ショウタ「それを王族に言えるあたりお前らしいよな…」
タイガ「ショウタ様。 これ、今月のSixTONESの活動報告書と、魔物出現報告書、あと、来月のSixTONESの活動予定表です。」
ショウタ「ありがとう。」
タイガ「それと、ここへ来る途中にメイドさんからお茶をお預かりしたので、どうぞ。」
ショウタ「おう。」
タイガから書類を受け取り、お茶を飲みながら一通り目を通す。
が、不審な点を見つけた。
ショウタ「…なぁジュリ、これ本当か？」
ジュリ「お気づきですか？」
魔物出現報告書に書いていたのは、『魔物出現数ー0』の文字だった。
ショウタ「最近少ないとは思っていたが、0…？」
ジュリ「何度も見回りをしているのですが、どこにも魔物が見当たりません。 街の人たちも、一つも被害がないと。」
一つも…？
流石におかしい…
今までずっと国を襲ってきていたのに…
あいつ、何を考えて…
ジュリ「あいつとは？」
ショウタ「は？ っ！！」
ジュリの不敵な笑み、タイガの申し訳なさそうな顔を見て、しまったと思った。
よく見れば、お茶に魔法がかかっていた。
ショウタ「…自白剤とは、いい度胸じゃねぇかっ」
タイガ「すみませんショウタ様！ 断れなくて…！」
ジュリ「それで？ “あいつ”とは一体、誰のことですか？」
ショウタ「っ…」
ジュリ「まぁ正直言うと、察しはついています。 当てましょうか？」
ショウタ「…いや、俺が言う。」
こいつに嘘は効かねぇ。
だったら素直に答えるしか…
ショウタ「…キョウヘイだ。」
名前を出し、続けた。
ショウタ「あいつは…魔物使いなんだ。」
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夢幻姫(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。すみません、書きたいものをすぐに書いてしまう悪い癖がありまして、放置してしまいました…せっかく見つけて読んでくれていたのにすみません＿|￣|○ 近々続きを書きますので、もう少しお待ちください！ (8月9日 19時) (
レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
もも - こんにちは。コメント失礼します。私は夢幻姫さんの別な小説を読んでいるものです。最近そちらの小説を書かれていないようなのですが、今後、お話は続いていくのでしょうか？夢幻姫さんのお話はどれも面白いので、もしそうだったら別なのを読みたいと思っています。 (8月9日 19時) (レス) id: c1ab638b45 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻姫(プロフ) - 麻耶さん» コメントありがとうございます！頑張ります！是非楽しみに待っていてください！ (2023年5月11日 7時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続き待ってます！ (2023年5月10日 23時) (レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻姫 | 作成日時：2022年5月1日 18時
