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着いたのは、やはりお城だった。
コウジ「え…? ほんまに…? ほんまに言うてます…?」
リョウタ「そうだよ。 ここが俺が産まれて育った家。」
ラウール「すごい…」
リョウヘイ「うんうん、そうでしょそうでしょ?」
レン「…?」
リョウヘイさんの目が一瞬泳いだように見えた。
それに、口元が笑いを堪えている気が…
気のせいかな?
なんかもう…すごい…
色々とすごい…
言葉を失うとはこのことを言うんだろう。
まず入り口がすごい。
白と青と銀で彩られた扉。
この国?の紋章なのか、十字架と雪が合わさったような形が扉に描かれている。
レン「わ…!」
中に入るとまたすごい。
銀色の雪が描かれている真っ白の壁。
いかにもお高そうな絵画や壺。
未だ状況が飲み込めず、俺たち3人はまたも言葉を失った。
女性「おかえりなさいませ、リョウタ様、リョウヘイ様。」
リョウヘイ「ただいま戻りました。」
メイド服を着た女の人が話しかけてきた。
召使いさんだろうか。
リョウタ「ショウタ達は?」
女性「お部屋でお待ちです。」
リョウタ「わかりました。 お客様がいるので、お茶をお願いします。」
女性「かしこまりました。」
リョウタ「着いてきて。」
ラウール「あ…は、はい…!」
呼ばれてから我に返り、2人の後を追う。
階段(この階段もすごいけど、長くなるから略)を登って二階に。
そしてある部屋の前まで来ると、リョウタさんが扉を開けた。
ピンク「あ、きたきたぁ!」
筋肉「おつかれ。」
リョウヘイ「ただいまみんな。」
中に入ると、4人の男がいた。
ピンク髪の背の小さい男、
筋トレをしていた背の高い男、
何やら機械を操作している男、
そして、椅子に座り数枚の資料を眺める顔のいい男。
機械「あれ? こんにちは。」
レン「あ、ど、どうも…」
筋肉「どうしたの?」
リョウヘイ「森の偵察に行ってたら見つけた。 記憶が曖昧みたいで、自分の名前しか覚えてないんだって。」
リョウタ「放っては置けないから連れてきた。」
ピンク「なるほど。 俺はダイスケ、よろしく!」
機械「俺はタツヤ。」
筋肉「俺はヒカル。 名前聞いてもいい?」
レン「あ、はい。 えっと、レンです。」
コウジ「コウジです!」
ラウール「ラウールです。」
タツヤ「よろしくな。」
レン「はい。」
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夢幻姫(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。すみません、書きたいものをすぐに書いてしまう悪い癖がありまして、放置してしまいました…せっかく見つけて読んでくれていたのにすみません_| ̄|○ 近々続きを書きますので、もう少しお待ちください! (8月9日 19時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
もも - こんにちは。コメント失礼します。私は夢幻姫さんの別な小説を読んでいるものです。最近そちらの小説を書かれていないようなのですが、今後、お話は続いていくのでしょうか?夢幻姫さんのお話はどれも面白いので、もしそうだったら別なのを読みたいと思っています。 (8月9日 19時) (レス) id: c1ab638b45 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻姫(プロフ) - 麻耶さん» コメントありがとうございます!頑張ります!是非楽しみに待っていてください! (2023年5月11日 7時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続き待ってます! (2023年5月10日 23時) (レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢幻姫 | 作成日時:2022年5月1日 18時