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ラウール「まじゅう…？」
リョウヘイ「魔物って、人の形をした生物のことをいうでしょ？ でも魔獣はそれと逆で、魔物の姿をした人なんだ。 自然の力で稀に生まれてくるらしいんだけど、詳しいことはわからない。 それ故、魔物と同じくらい怖がられるんだよ。」
たしかにみんな、ツノや翼が生えていたり、耳が尖っていたりと、人とは呼べない姿をしている。
あ、だから他に子供が…
タイショウ「それでも俺は、国を守るためにヒーローになるぞ！」
ユウト「俺も！ 誰かを守るかっこいいヒーローになるんだ！」
ナオキ「人も魔獣も、みーんな仲良しな世界にしたい！」
こんなに小さいのに、そんなこと考えて…
ラウール「みんなは、東西戦争のことはどう思ってるの？」
ヒダカ「必要ないと思う。 意味わかんないもん。」
イッセイ「何で同じ人間なのに争うのかな？って思うよ。」
リュウガ「魔獣には東も西もないしな。」
ラウール「そっか…やっぱり、そうだよね……」
人間同士で争うなんて…
リョウヘイ「じゃあみんな。 今日は魔法で絵を描こうか！」
ナオキ「やったー！」
タイショウ「よーっし、いい作品大量に描いてやる！」
リュウガ「ユウト、頑張れよ！」
ユウト「誰が画伯だ！」
ヒダカ「まだ言ってないよ。」
イッセイ「ラウールさん、一緒に描きませんか？」
ラウール「あ…うん！」
イッセイ「あっちに花壇があるんです。 お花描きましょ？」
ラウール「いいね、描こう！」
リョウヘイさんに配られた紙を持って、イッセイくんと一緒に花壇の方に行った。
ラウール「綺麗…！」
イッセイ「僕が当番なんです。 毎日お水あげて、大切に育ててるんです。」
ラウール「へー、すごいね！ お花好きなんだ？」
イッセイ「はい！ お花って、全生物共通で嫌いな人いないと思うんです。」
イッセイくんはまだ蕾の花を優しく撫でながら言った。
イッセイ「花粉症の人とかは苦手かもしれないけど、お花って、見た目が愛らしくて、見るだけで癒されるんです。 動物だって、ご飯にするでしょ？ お花は、みんなが必要としてくれる存在なんですよ。」
ラウール「みんなが、必要…」
イッセイ「はい！ だから、僕たちのこと助けてくれた先生みたいな、強くて優しいヒーローになりたいんです！」
ラウール「助けてくれた…？」
イッセイ「…僕たち、先生がいなかったら、もうこの世にいなかったかもしれないんです。」
ラウール「え…？」
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夢幻姫(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。すみません、書きたいものをすぐに書いてしまう悪い癖がありまして、放置してしまいました…せっかく見つけて読んでくれていたのにすみません＿|￣|○ 近々続きを書きますので、もう少しお待ちください！ (8月9日 19時) (
レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
もも - こんにちは。コメント失礼します。私は夢幻姫さんの別な小説を読んでいるものです。最近そちらの小説を書かれていないようなのですが、今後、お話は続いていくのでしょうか？夢幻姫さんのお話はどれも面白いので、もしそうだったら別なのを読みたいと思っています。 (8月9日 19時) (レス) id: c1ab638b45 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻姫(プロフ) - 麻耶さん» コメントありがとうございます！頑張ります！是非楽しみに待っていてください！ (2023年5月11日 7時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続き待ってます！ (2023年5月10日 23時) (レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻姫 | 作成日時：2022年5月1日 18時
