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橙サイド…
コウジ「…んー……」
夜、部屋に戻ってベッドに入ったのはええものの、昼間のことが頭から離れず、
目を瞑っても一向に眠気がこないため、ベッドから出た。
“東人が西人を追い出して壁を……”
コウジ「…なんで、仲良くしないんやろう……」
ｸﾞｰ…
コウジ「…お腹すいたなー……」
夕ご飯を食べていないせいやろうな。
お腹を満たしたら寝れるかもと思い、部屋を出てキッチンに向かった。
というのも、最初の頃にリョウタさんが、
キッチンにお菓子を置いておくから、お腹が空けば夜中でも自由に食べていいって言っていたから。
リョウタさんの作るお菓子美味いんよなー…
クッキーに、ケーキに、この前はマカロンも作ってくれて…
コウジ「……ん？」
向かう途中の窓から外を見ると、裏庭に2人の男の人があるのが見えた。
あれは…
コウジ「リョウタさんと…ヒカルさん……？」
〜
リョウタ「じゃあ、いくよ。」
ヒカル「ああ。」
気になって外に出てしまった。
何の話やろ…
と、
リョウタ「‘炎よ、刃となれ’！！」
コウジ「っ、！」
リョウタさんがそう叫ぶと、掌から炎が出て、その炎が剣のような形になった。
リョウタ「でやあああああっ！！」
それをヒカルさんに向けて突進している。
あかん、危ない…！
コウジ「ヒ、…！」
ヒカル「…甘いっ」
ﾋﾞｼｬﾝｯ!! ｼｬｯ!!
リョウタ「っ！！ っ、がっ！！」
炎がヒカルさんに触れそうになる瞬間、ヒカルさんの手から水が放たれ、炎を消した。
それと同時に、今度はその水を凍らせて氷にし、リョウタさんに当てた。
ヒカル「無闇に突っ込んだって、隙を作るだけだよ。」
リョウタ「ぐっ…、！ ああっ…！」
ヒカル「ほら、立って。 まさか今ので終わり？」
リョウタ「っ、… …っわけ、ないでしょっ……」
氷を受けた腕を支えながら、ゆっくりと立ち上がる。
リョウタ「‘炎よ、矢となり放て’っ！！」
次にリョウタさんは炎で何本もの矢を作り、バラバラな方向からヒカルさんへ撃つ。
ヒカル「‘水よ、膜を張れ’。」
手指から放たれた水がヒカルさんを包むように広がり、
炎の矢はその水に触れるとジュッと音を立てて消えていく。
リョウタ「くっ…！」
リョウタさんはその場に崩れた。
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夢幻姫(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。すみません、書きたいものをすぐに書いてしまう悪い癖がありまして、放置してしまいました…せっかく見つけて読んでくれていたのにすみません＿|￣|○ 近々続きを書きますので、もう少しお待ちください！ (8月9日 19時) (
レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
もも - こんにちは。コメント失礼します。私は夢幻姫さんの別な小説を読んでいるものです。最近そちらの小説を書かれていないようなのですが、今後、お話は続いていくのでしょうか？夢幻姫さんのお話はどれも面白いので、もしそうだったら別なのを読みたいと思っています。 (8月9日 19時) (レス) id: c1ab638b45 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻姫(プロフ) - 麻耶さん» コメントありがとうございます！頑張ります！是非楽しみに待っていてください！ (2023年5月11日 7時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続き待ってます！ (2023年5月10日 23時) (レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻姫 | 作成日時：2022年5月1日 18時
