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あの後リョウタさんが来て、話が終わったと伝えられた。
何の話をしたのかも。
タツヤ「WestBoyz…?」
ダイスケ「俺らを倒すためだけに作られたの…?」
リョウタ「うん。」
ダイスケ「なんだよそれ…!」
ヒカル「ダイスケ、落ち着け。」
リョウヘイ「今から何がくるかわからないから、対策を練っていよう。」
タツヤ「そうだな。」
コレラ「ぇ…」
ヒカル「…どうした?」
俺も、コウジも、ラウールも、きっと同じことを考えたんだろう。
ラウール「…戦うの?」
「………」
その言葉に、5人は黙ってしまった。
コウジ「その… できれば俺たち、争いは…」
ダイスケ「何甘えたこと言ってんの?」
コウジ「っ、」
ダイスケ「対策を練ってないと、もし何かあった時のために行動に移せないだろ? そもそもこっちから争いを申し込んだ覚えはない。 これは、正当防衛だっ」
レン「でも…!」
ダイスケ「国守るために入ったんだろ?」
レン「っ、そ、それは…」
ラウール「っ、でも、やっぱり嫌です…! 僕は確かに、国を守るために、いっぱい勉強して、いっぱい特訓しました。 でも、争うために力はつけてない!」
コウジ「俺は、東も西も関係ない、平和な世界を望んでるんです。 それやのに…」
レン「なんとか、話し合いだったり、争い以外で解決はできないんですか?」
「……」
リョウヘイ「…一回、話し合おう。」
レン「え…?」
タツヤ「リョウヘイっ」
リョウヘイ「俺だって、敵とはいえ人を傷つけるのは嫌だよ。 みんなもそう思うでしょ?」
タツヤ「でも…」
リョウヘイ「ねぇリョウタ、話し合いの機会作れない?」
リョウタ「うーん、どうだろう… でも、俺は話し合いに賛成。 まずはお互いちゃんと話そう。」
ヒカル「解決できるかはわからないけど、してみるのはいいね。」
ダイスケ「…まぁ、そうだね。」
コレラ「…!」
コウジ「じゃあ…!」
タツヤ「まだわかんないよ。 でも、やってみるのはいいことだね。」
コレラ「やったー!!」
3人でハイタッチしてその場を飛び回る。
リョウタ「ショウタには俺から言ってみるよ。」
リョウヘイ「ありがとう、お願い。」
タツヤ「そうと決まれば、そこで話すことも決めておくか。」
ヒカル「だな。」
やっぱり、言葉って大事だと思う。
どんなことでもまず、言葉にする。
それをした上で行動すると、
きっとうまくいくはずだから。
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夢幻姫(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。すみません、書きたいものをすぐに書いてしまう悪い癖がありまして、放置してしまいました…せっかく見つけて読んでくれていたのにすみません_| ̄|○ 近々続きを書きますので、もう少しお待ちください! (8月9日 19時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
もも - こんにちは。コメント失礼します。私は夢幻姫さんの別な小説を読んでいるものです。最近そちらの小説を書かれていないようなのですが、今後、お話は続いていくのでしょうか?夢幻姫さんのお話はどれも面白いので、もしそうだったら別なのを読みたいと思っています。 (8月9日 19時) (レス) id: c1ab638b45 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻姫(プロフ) - 麻耶さん» コメントありがとうございます!頑張ります!是非楽しみに待っていてください! (2023年5月11日 7時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続き待ってます! (2023年5月10日 23時) (レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夢幻姫 | 作成日時:2022年5月1日 18時