検索窓
今日:33 hit、昨日:22 hit、合計:27,821 hit

・・・ ページ19




タツヤ「うっそ、マジ?!」

ダイスケ「キョウヘイって、あのキョウヘイ?!」

コレラ「…?」

キョウヘイという人が来たことを知ると、みんな慌て始めた。

ラウール「誰だろう…?」

レン「わかんない…」

召使い「お引き取り願いましょうか…?」

ショウタ「…… …いや、通して。」

召使い「は、はい…かしこまりました…」

そう言うと、召使いさんは部屋を出て行った。

ショウタ「リョウタ以外、席外して。」

ヒカル「わかった。」

リョウヘイ「俺の研究室行こう。」

タツヤ「3人共、行くよ。」

レン「あ、はい…」


ラウール「あの、キョウヘイさん?って、誰ですか?」

研究室に着いてから、ラウールが尋ねる。

俺も、もちろんコウジも気になっていた。

ヒカル「そっか、説明してなかったな。」

タツヤ「東西戦争の話覚えてる?」

コウジ「はい。 東と西で分かれて、バチバチなんですよね。」

タツヤ「うん。 それで、1人だった王様が2人になった。 キョウヘイは、その西の王様の息子で跡取り、つまり王子様。」

ラウール「え?!」

西の国の…王子様…?!

リョウヘイ「俺たちは会ったことないけど、リョウタから話は聞いてた。 ショウタと仲良くて、親の目盗んでよく一緒に遊んでたらしい。 でもそのうちバレちゃって、会うのを禁止されたんだって。」

ダイスケ「家柄って、子供から見たら関係ないけどさ、大人からしたら人生で1番大事なことなんだよね。 子供が純粋でいればいるほど、大人は汚く醜く見えるんだ…」

コレラ「……」

タツヤ「会うのを禁止されているからこそ、なんで急に来たんだろう…」

ヒカル「とりあえず、俺たちは呼ばれるまでここにいよう。 ほら、勉強の続きするよ。」

そう言うヒカルさんの目は、いつもとは違くて、ショウタさんたちを心配しているのがわかった。

他のみんなも、少し落ち着きがないようで、

それでもこれ以上は何も言わないから、俺たちは勉強の続きを始めた。



赤サイド…


コンコンッ ガチャッ

扉を開けて入ってきた2人の男。

紫色のマントを羽織ったミルクティー色の髪の男と、女の子の人形を持った背の低い男。

マントを羽織った男が口を開いた。

「…久しぶり、ショウタ。」

ショウタ「……」

この男こそが、西の国の王子にて、

過去に交流をしていた俺たちの幼馴染、

キョウヘイだ。

・・・→←第四話 西の王子



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (32 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
119人がお気に入り
設定タグ:SnowMan , 魔法使いパロ   
作品ジャンル:ファンタジー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

夢幻姫(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。すみません、書きたいものをすぐに書いてしまう悪い癖がありまして、放置してしまいました…せっかく見つけて読んでくれていたのにすみません_| ̄|○ 近々続きを書きますので、もう少しお待ちください! (8月9日 19時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
もも - こんにちは。コメント失礼します。私は夢幻姫さんの別な小説を読んでいるものです。最近そちらの小説を書かれていないようなのですが、今後、お話は続いていくのでしょうか?夢幻姫さんのお話はどれも面白いので、もしそうだったら別なのを読みたいと思っています。 (8月9日 19時) (レス) id: c1ab638b45 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻姫(プロフ) - 麻耶さん» コメントありがとうございます!頑張ります!是非楽しみに待っていてください! (2023年5月11日 7時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続き待ってます! (2023年5月10日 23時) (レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢幻姫 | 作成日時:2022年5月1日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。