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部屋に戻ってリョウタさんが作ってくれたお菓子を食べていても、
タツヤさんとダイスケさんが戻ってきても、
コウジはずっと顔を伏せていた。
ラウール「コウジくん…」
コウジ「……」
話しかけても、返事はない。
タツヤ「今はそっとしておこう。」
レン「…はい……」
コウジが口を開いたのは、それから一時間程してからだった。
コウジ「…わかった。」
レン「っ、え…？」
ラウール「なに、が…？」
コウジ「俺は、何も悪いことはしてない。 それでもこの口調で邪魔者扱いされるのは、戦争のせいや。 戦争があったから、一つだったものが分かれた… 必要のない争いを起こしたから… 全部全部、戦争のせいやっ」
この場には俺とラウールの他に、ヒカルさんとリョウヘイさんがいた。
全員、コウジの話に耳を傾ける。
ヒカル「…そうだよ。 だから…」
コウジ「せやから、俺決めたっ」
ヒカル「っ…？」
コウジ「俺、SnowManに入るっ」
？？！！！
レン「は…？」
コウジ「ヒカルさん、リョウヘイさん、お願いしますっ 俺をSnowManに入れてください！」
そう言って、2人に頭を下げる。
リョウヘイ「えっ、えっと… それは、なんで…？」
コウジ「俺、考えたんです。 どうやったらこのいざこざがなくなるか。 過去に起きた戦争はなかったことにはならない。 でも、やり直すことはできると思うんです。 皆さんは、魔物倒せて、すごいかっこよくて、街の人みんなから信頼されてます。 そんな皆さんなら、この争いも無くせると思うんです。 けど、皆さんに任せるだけなんて嫌なんです。 せやから俺もSnowManに入って、一緒に立ち向かいたいんです。 お願いします！！」
さっきまでの沈んだ表情はどこにも無く、真剣さが伝わってくる。
コウジは、本気だ。
……
レン「…俺も、入れて下さいっ」
リョウヘイ「レンくん…？！」
ラウール「僕も！ お願いします！」
リョウヘイ「ラウールくんまで…？！」
レン「俺も、このままは嫌です。 同じ魔法使いなら、同じ人間なら、争うんじゃなくて、助け合うべきだと思いますっ」
ラウール「まだ一緒にいて日は浅いけど、コウジくんはすごく優しくて、面白いことして笑わせてくれます。 そんな人を悲しませるなんて許せない！」
コウジ「レンくん…ラウールくん…！ 〜〜っ！」
コレラ「お願いしますっ！！」
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夢幻姫(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。すみません、書きたいものをすぐに書いてしまう悪い癖がありまして、放置してしまいました…せっかく見つけて読んでくれていたのにすみません＿|￣|○ 近々続きを書きますので、もう少しお待ちください！ (8月9日 19時) (
レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
もも - こんにちは。コメント失礼します。私は夢幻姫さんの別な小説を読んでいるものです。最近そちらの小説を書かれていないようなのですが、今後、お話は続いていくのでしょうか？夢幻姫さんのお話はどれも面白いので、もしそうだったら別なのを読みたいと思っています。 (8月9日 19時) (レス) id: c1ab638b45 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻姫(プロフ) - 麻耶さん» コメントありがとうございます！頑張ります！是非楽しみに待っていてください！ (2023年5月11日 7時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続き待ってます！ (2023年5月10日 23時) (レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻姫 | 作成日時：2022年5月1日 18時
