第三話 国と民 ページ13
〜
次の日、タツヤさんの声で目を覚ます。
用意してくれた服に着替え、夕べと同様、リョウタさんが作ってくれた食事を取り、
広い城内を案内してもらってから街に出た。
レン「リョウタさんとショウタさんは？」
タツヤ「2人は残って仕事。」
王族？の人って、やっぱり大変なんだな。
ーーー
アラバスターランド東王国〜
コレラ「わぁ…！」
昨日も思ったけど、やっぱり綺麗だ。
雲がかっていて太陽はよく見えないのに、街全体が輝いて見える。
植物も、風に乗せられ踊っているようだ。
ヒカル「ここが俺たちの住む国、アラバスターランド東王国。」
ラウール「東王国…？ ランドと国って二重になってません？」
タツヤ「昨日説明したでしょ？ 東西戦争。 国が二つに分かれてからは、東人の住むここを東王国、西人の住む国を西王国って付け加えたんだ。」
リョウヘイ「ほら、3人がいた森のずっと奥に、壁があるでしょ？」
見ると、たしかに、白い煉瓦でできた壁がある。
リョウヘイ「あの壁から向こう側が、アラバスターランド西王国。 戦争後にどっちからともなく建てたんだ。 交流をなくすためにね。」
コウジ「なんか、嫌やな… 前までは仲良かったんやろ？ せやのに…」
タツヤ「まぁ、当時の状況が状況だったからね。 よし、それじゃあさっそく歩いてみようか。 もしかしたら何か思い出すかもしれないし。」
男性1「あ、SnowManさんだ！」
男性2「道を開けろ！ SnowManさんが通るぞ！」
俺たちが歩くと、周りにいた人がみんな真ん中を開ける。
なんか、恥ずかしいな…
ダイスケ「何する？ 売る？」
リョウヘイ「ダイスケっ」
ダイスケ「冗談だよ。」
顔がマジなんだよなぁ…コウジ震えてるし…
ヒカル「あ、あそこ行こうぜ！ 俺のおすすめ！」
そう言って指さしたお店は、スイーツ屋さん。
ショーウィンドウにはケーキやチョコなど、甘いお菓子が並んでいる。
タツヤ「ほんと好きだなお前、図体に似合わず。」
ヒカル「うるせぇっ」
リョウヘイ「喧嘩しないの。 ほら、行こう。」
お店に入ってもなお、中にいた人たちは俺たちに気づくとざわざわし始めた。
女性1「ねぇ、SnowManさんよ！」
女性2「ほんと、いつ見ても素敵よねぇ！」
女性3「ショウタ様リョウタ様はいないわ。 一緒にいる3人は誰かしら？」
ラウール「…なんか、落ち着かないなぁ……」
レン「うん…」
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夢幻姫(プロフ) - ももさん» コメントありがとうございます。すみません、書きたいものをすぐに書いてしまう悪い癖がありまして、放置してしまいました…せっかく見つけて読んでくれていたのにすみません＿|￣|○ 近々続きを書きますので、もう少しお待ちください！ (8月9日 19時) (
レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
もも - こんにちは。コメント失礼します。私は夢幻姫さんの別な小説を読んでいるものです。最近そちらの小説を書かれていないようなのですが、今後、お話は続いていくのでしょうか？夢幻姫さんのお話はどれも面白いので、もしそうだったら別なのを読みたいと思っています。 (8月9日 19時) (レス) id: c1ab638b45 (このIDを非表示/違反報告)
夢幻姫(プロフ) - 麻耶さん» コメントありがとうございます！頑張ります！是非楽しみに待っていてください！ (2023年5月11日 7時) (レス) id: 5f094c6618 (このIDを非表示/違反報告)
麻耶 - 続き待ってます！ (2023年5月10日 23時) (レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢幻姫 | 作成日時：2022年5月1日 18時
