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京「それよりさっくん、大丈夫?」

佐「っ、え…?」

京「いくら人と関わることが少ないからって、やっぱりヤンキーの通う学校になんて怖いよ…」

佐「いやいや、3年目突入しててまだ言うのそれ…?w」

京「だって心配なんだもん! さっくんが目つけられたらと思うと… さっくん、喧嘩なんて絶対できないのに……」

佐「それは酷くない?! そこまで弱くないよ?!」

京「え?! できるの?!」

佐「っ、… …いやー、できないよ暴力なんて……」

京「だよねー! あー、焦った…」


きょもは、俺がSnowManと呼ばれる1人で、率先して喧嘩を買っているということを知らない。

昔からきょもは俺を、“優しい”、“大人しい”、平和を尊重する人間だと思っている。

ただコミュ障で、きょもくらいしかまともな友達いなかっただけなんだけど…

佐「ほら、もしもの時は学校行かなければ良いだけだから! 授業出なくても底辺校の先生は見逃してくれるし!」

京「それ、見逃してるんじゃなくて、見捨ててるんじゃ…」

佐「とにかく!俺は大丈夫だから! 心配しないで?」

京「んー…さっくんがそこまで言うなら。」

佐「ありがとう、きょも。」

元の心配性もあってか、こうやって俺の無事を祈っている。

ありがたいことなんだけど、心が痛い…


京「まーでも、もう少しで平和になるから… そうだね、そんなに心配いらないね。」

佐「え? 何で?」

京「百花にさ、SnowManって呼ばれてる、喧嘩が強い人達いるでしょ?」

佐「っ、あー、うん…いるー、ね……」

京「さっくんだから教えるね。」

この“俺だから”は、他に言える人がいないから、という意味。

きょも以外に友達のいない俺は、口を滑らせる相手なんていないから、ってこと。


京「実はね… そのSnowManを理由に、百花を閉校させようと思うんだ。」

佐「え?!閉校?!」

急に何言い出すんだ…?!

京「だって、あんなに喧嘩ばっかりしてる人達、危ないよ。 そのせいで街の治安も悪いし、警察の人も大変だし… だから、俺たち生徒会がSnowManを中心に訴えて、百花男子高等学校を閉校させる。 どう?」

佐「どうって… 学校がなくなったら困るよ……」

京「大丈夫! 俺が頼んで、さっくんを黒石に入れてもらうから!」

佐「ええっ?!」

京「夢だったんだよねー、さっくんと同じ学校通うの… あ、他の人は知らないよ?自業自得だもん。」

佐「………」

楽しそうに話すきょも。


百花が…閉校される……

策略的な精神美→←期待と尊敬の家族愛



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設定タグ:SnowMan , SixTONES , 喧嘩パロ
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作者名:夢幻姫 | 作成日時:2023年8月6日 8時

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