情熱の宣戦布告 ページ2
岩本サイド
休日、SnowManのみんなとゲーセンに来ていた。
佐「ふっかー!!あれ取ってあれ!!」
深「わかったから騒ぐな!」
目「佐久間くん子供みたい。」
翔「自分で取れよっ」
阿「ふっかに頼んだ方が取れる確率上がるもんねー。」
康「また取りすぎて出禁とかやめてな?」
深「努力はする。」
「あの、すみません。」
突然声をかけられた。
照「? はい?」
振り返ると、そこには6人の学生がいた。
高校生かな…学校は違う。
この制服、どこのだっけ…?
生徒1「僕たち、新聞部に所属していて、アンケートコーナーを載せるために街の人にアンケートを取っているんです。 時間がありましたら、アンケートに答えていただきたいんですが…」
中心にいた学生がそう聞いた。
照「わかりました、協力しますよ。」
生徒1「ありがとうございます! ここだと音が聞き取れないと思うので、場所を移動してもいいですか?」
照「はい。」
俺はみんなに一声かけてから、隣にいた舘さんと一緒にアンケートに協力するため、場所を移動した。
舘「……」
照「舘さん? どうかした?」
舘「いや、ちょっと引っかかるだけ…」
珍しく、舘さんが構えてる。
アンケートだけだろうし、大丈夫だと思うけどな…
でも、その考えは甘かった。
人のいないゲーセンの裏に着いた途端…
ガッ!!
生徒1「いてっ!!」
照「っ、え、舘さん…?!」
舘さんが、学生の腕を蹴り上げていた。
蹴られた学生は体制を崩して地面に倒れ、他の学生達たちが慌てて駆け寄る。
照「ちょ、何してんの?! 無抵抗の人蹴るとか…!」
舘「君たち、どこの高校?」
俺の質問には答えず、舘さんは学生達に質問した。
舘「この辺の学校に新聞部があるなんて聞いてないけど。 …いや、聞いたことはあるかな。 部活動じゃないけど、新聞部が存在する学校。」
舘さんは学生達に近づき、1人の学生が着ていたパーカーを無理矢理脱がした。
生徒2「わっ、!」
照「え、舘さん…! っ、!」
白いYシャツの胸ポケットに、刺繍がされていた。
百合の花が描かれた、黒い刺繍。
思い出した、この高校…!
ドカッ!!
照「っ!!」
すると、舘さんが殴られ、地面に倒れた。
照「舘さんっ!!」
生徒3「気安く触んなよ、この底辺校生徒がっ」
殴った学生は、脱がされた子にパーカーを着せてあげた。
生徒3「これだから暴力人間は…… あ、会長、これ正当防衛な。」
生徒1「分かってるよ。」
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作者名:夢幻姫 | 作成日時:2023年8月6日 8時