第１２９話 ページ37
「今日の実習からしばらくの間。基礎的な調理の復習をすることにします」
次の日の実習のこと。今日の実習はなにかとわくわくしたのだが、どうやら復習をするようだ。今日作るのは「ミルクレープ」だ。安堂が前に作ったのに？と先生に質問する。それに生徒たちもざわめきだす。
「静かに！もう一度基本に返って、自分の腕を磨くことも大切ですよ」
確かにその通りだなとAは心の中で思う。
それからも、生クリーム、デコレーションの基礎、マカロンと実習が続いた。
授業が終わり、放課後。Aは調理室にいた。
「最近実習、基礎をやってたけどあれって・・・・」
「あぁ、先生がチームいちごのためにしている授業だな」
「そう、�狢臉擇兵�業�瓩里燭瓩砲瓠�
Aは先生の考えていることがなんとなくだがわかった。
「(だからって、私の時の授業もしなくても・・・・)」
Aが入学初日にした実習もやったのだ。
「それより、明日テストだろ」
「うん」
ついに明日、清水からの最後のテスト。受かればパリなのだ。今Aが作っているのはテストのケーキだ。
「こんな感じかな？」
「おっ、いい出来だぞ！」
「ありがとう♪それじゃ、今日は明日に備えてここまでにしようか」
「あれ？Aちゃん」
名前を呼ばれて振り返るとそこにいるのはチームいちごのメンバーたち。
「わー！それAちゃんが作ったの？！」
「えっ！あ、うん！！」
いちごがバッとAの元(ケーキ)に来て興奮する。
「これって明日の？」
「そうだよ」
「へー、すごいな」
「うん、うまくできてる」
「デコレーションもすごいね」
「あ、ありがとう」
「Aちゃん、食べてもいい？」
「そ・れ・は、・・・・・明日のお楽しみかな」
そういうといちごは「そ、そんな〜」とがっかりしている。
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あーみんみん(プロフ) - すごく面白くていつも楽しみながら読んでいます。これからも更新頑張ってください！もし可能なら名前変更を出来るようにして欲しいです。お願いします。 (2017年9月17日 0時) (
レス) id: e62c20677b (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - この作品とても好んで読まさせてもらってます！夢パティの占いツクール見たかったのですがなかなか無くてやっとこの作品に出会いました！更新これからも頑張ってください！お願いします！ (2017年9月16日 1時) (レス) id: 3d46bfde5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tOuka | 作成日時：2017年9月10日 12時
