第１２２話 ページ30
「で、なんでこんなことに」
私はいま、いちごのお父さんが運転する車に乗っています。助手席にはいちごが座っている。
「め、珍しいね。パパが車で迎えにくるなんて」
「はぁー」
いちごのお父さんが重いため息をする。
「ちょ、ちょっとパパ！Aちゃんがいるのに」
「あぁ、すまんすまん」
「ご、ごめんねAちゃん！」
「ううん、大丈夫だよ」
私はいちごに誘われていちごのおばあちゃんのお店に行く予定だ。その前にいちごの家におじゃますることにもなった。
「ただいまー！」
「お邪魔します」
いちごに案内されリビングに来る。そこにはソファに座っているいちごのお母さんがいる。
「あぁ、お帰りなさい。あら？」
「初めまして、いちごの友人で同じグループの成瀬Aです」
「いちごの母です。いつもいちごがお世話になってます。この子大変でしょ？」
「あ、あははー」
「ママもう、いいかそんなこと！それでママもどうしたの？」
いちごのお母さんもどこか元気がないのに気づいたいちごが理由を尋ねる。妹のナツメちゃんになにかあったようだ。Aはいちごと一緒に夏目ちゃんの部屋の目にくる。
「夏目、お姉ちゃんよ。いるんでしょ？」
ノックもして呼び掛けても返事はない。
「あれ？」
「誰もいないみたい・・・・」
「ここ夏目ちゃんの部屋なんでしょ？」
「そうなんだけど・・・・」
するとその時、近くの部屋から物音がした。
「ママ―、あたしの部屋から物音するんだけど！」
「あなたの部屋。夏目が使ってるわー」
「え゛っ？！この家にあたしの居場所は・・・」
「あははー、ドンマイいちご」
それからいちごは自室のドアをどんどん叩いたり、夏目に呼び掛けたりしている。そしてついにしびれをきらした夏目は「ほっといてっ！！」といちごに怒鳴った。二人はいったんリビングに移動することに。リビングではいちごのお母さんとお父さんがソファに座って待っていた。いちごのお母さんはいちごに、様子はどうだったか聞くといちごは首を横に振る。
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あーみんみん(プロフ) - すごく面白くていつも楽しみながら読んでいます。これからも更新頑張ってください！もし可能なら名前変更を出来るようにして欲しいです。お願いします。 (2017年9月17日 0時) (
レス) id: e62c20677b (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - この作品とても好んで読まさせてもらってます！夢パティの占いツクール見たかったのですがなかなか無くてやっとこの作品に出会いました！更新これからも頑張ってください！お願いします！ (2017年9月16日 1時) (レス) id: 3d46bfde5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tOuka | 作成日時：2017年9月10日 12時
