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第105話 ページ13

普通に日本語を話すアメリに固まる三人。
 その後、一太と同い年で三歳のころに日本にやってきたため日本が喋れるアメリちゃんに一太はクッキーを渡す。そのお礼にアメリはサーカスの裏側をいろいろ紹介してくれた。アメリと一太が一緒にトランポリンをやっている姿は少し面白かった。その後、お腹がすいたアメリ、一太、いちご、Aはアメリのお母さんにご飯をごちそうになった。

「おいしそー!」

「うん!」

「「いっただきまーす!」」



 キャンピングカーでカレーをいただくAたち。



「アメリと仲良くなってくれたお礼」



 サーカスで各地に周るため、年が近い友達がなかなかできなく、こうして楽しくする姿に喜んだアメリのお母さん。話を聞くと、学校はサーカスの中にあるが、年の近い子はいないとのこと。



「ここでの公演は来週までだけど、いつでも遊びに来てね!」

「「はい!」」

「・・・あれ、お前。なんでにんじんだけよけてんだよ」



 アメリのお皿には、隅に残ったにんじんがある。



「だって、嫌いなんだもん」

「好き嫌いしちゃいけないんだぞ」

「だって、こんなのウサギの餌じゃない!!」

「あら、またやってる。にんじんにはお肌ツルツルになるビタミンAや、病気を防いでくれるカロチンや、それから」

「カリウムや食物繊維でしょ。でも、嫌いなものは嫌いなんだもん」



 お母さんさすがだ、それだけ知っていればきれいなのがわかったAだった。



「アメリにんじん食べられないんだ。根性ないなー、こんなのこうやって・・・・・どうだ!」



 一太はアメリににんじんを食べる姿を見せつける。それにアメリは悔しそうだ。



「じゃあ、大好きなサラダを召し上がれ」



 アメリのお母さんが持ってきたのはサラダだ。



「ホウレンソウのサラダ!大好きなの!これにヨーグルトのドレッシングをかけるともーっとおいしいんだから!」



 取り分けたサラダを食べる。おいしい。



「一太くんもホウレンソウサラダどうぞ」



 なかなか食べようとしない一太。



「ホウレンソウ嫌いなんでしょう?」

「だって草だぜ、ウサギの餌じゃん!」

「ふーん、根性ないわね。・・・・・・どう?」



 アメリが一太にホウレンソウを食べている姿を見せつける。一太は悔しそうだ。



「あははー」

「・・・・あれ、なんかデジャブ」

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あーみんみん(プロフ) - すごく面白くていつも楽しみながら読んでいます。これからも更新頑張ってください!もし可能なら名前変更を出来るようにして欲しいです。お願いします。 (2017年9月17日 0時) (レス) id: e62c20677b (このIDを非表示/違反報告)
ノア(プロフ) - この作品とても好んで読まさせてもらってます!夢パティの占いツクール見たかったのですがなかなか無くてやっとこの作品に出会いました!更新これからも頑張ってください!お願いします! (2017年9月16日 1時) (レス) id: 3d46bfde5a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2017年9月10日 12時

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