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本気を出さないボーダー隊員と風間さんとクローバー王国の魔法騎士たち 3 ページ10

「・・・・そ、それって!?」

「???」


 ババっと顔が赤くなるノエルはAからバッと顔を背けた。え、なに急に・・・?


「(ま、まさかこの二人って・・・!そ、そうよね!危険な任務を二人でこなすうちに。こ、恋人同士になったり!!)」


 と一人妄想を広げるノエル。にAは「(あ、なんか誤解してるなこの子)」を勘違いに気づいていた。
 否定しようとしたとき、「Aさんはどうして魔法騎士になると思ったんですか?」とアスタからの突然の質問を吹っ掛けられた。


「え?なぜに急に・・・」

「俺は魔法帝になるためです!」

「聞いてないけど」


 聞いてもないアスタの夢に「はぁ」とため息をこぼす。すると、茂みの奥から魔力を感じた。それは風間さんも同じで「止まれ」と手で制する。


「え?」

「な、なに!?」


 驚く二人に私と風間さんはアスタとノエルを挟んで周りを警戒するように立つ。


 すると、茂みの中から出てきたのは・・・。


「あ」
「あっ!?」
「ん?」
「・・・」


「まぁ!」
「なっ!」
「・・・・」


 そこにいたのは金色の夜明け団だった。









「アスタさんにノエルさん!」

「おぉ、ミモザにユノ!」

「あなた達、どうしてここに・・・」


 金色の夜明け団の女子、ミモザという女の子が言うには私たちと同じ盗賊退治だ。


「(まさかの被り・・・)」


 まぁ、たまにあることだが。アスタたちの知り合いだったとは。
 なんだか楽しそうに話している中、風間さんが口を開く。


「アスタ、ノエル行くぞ」

「あ、うん」

「・・・そうだ!カザマさん!」

「なんだ」

「金色と同じ目的なんですよね!だったら一緒に行きましょう!」


 とアスタが提案する。それにメガネ・・・、クラウスさんが「いいのか?」と首を傾げる。


「おぅ!人が多い方が任務をスムーズに進むだろ!」

「よろしいのでしょうか・・・」

「俺は任務が達成できればなんでもいい」


 金色の三人は賛成っぽいなか、風間さんはというと・・・。

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tOuka(プロフ) - 青い夕日さん» ほんとそれですよね。遠征とかガンガンに行ってきて欲しい。音駒支部と合同とかで (2020年5月18日 12時) (レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - 烏野支部いいですね。実在してほしい。絶対、精鋭が集まる。 (2020年5月9日 20時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます!!頑張ってネタ考えてます!ww (2020年4月30日 12時) (レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - とても楽しみにしてます!!!頑張ってください!!! (2020年4月29日 17時) (レス) id: 46ffa7468c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2020年4月28日 21時

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