本気を出さないボーダー隊員と風間さんとクローバー王国の魔法騎士たち １ ページ8
どういうわけか・・・。たまたま合同任務が風間隊と同じで、たまたま私と風間さんの間に門が発生して、たまたま門に吸い込まれて・・・。たまたま門にに吸い込まれたってやばいな・・・。
まぁ、なんやかんやでクローバー王国の魔法騎士になった私たちは黒の暴牛に所属して・・・、どのくらい経ったかよくわかんないけど、まぁ馴染める程度には。
そんなある日のこと。
「盗賊団退治・・・、ですか？」
「そ。んじゃアイツら連れて頼んだぞ」
「え、えぇ・・・・」
とヤミさんから任務の依頼が来たわけだが・・・。ヤミさんが言う“アイツら”というのは最近入ってきた魔力のない少年アスタと王族のお嬢様ノエルだ。
実を言うと新人二人とは軽く挨拶したきりでガッツリ絡んだことはないのだ。挨拶した後、任務任務でアジトを開けることが多かったからなぁ・・・。
それが私一人と、二人で任務だなんて。しかも盗賊団退治とか・・・。
「無理がありすぎる」
「あぁ？文句言うな、今ここで限界を超えろ」
「んな無茶な・・・」
理不尽極まりないこの団長にため息をこぼすと「幸せ逃げんぞ」と言われる。だったら無茶なこと言わないでほしい。
どうしたものか、と思っていたその時。
「ヤミ、先日話した任務のことだが」
と、風間さん登場。
「あぁ？おー、いいところに来た」
「・・・・・」
「(うわっ、すごい嫌そうな顔)」
普段無表情な風間さんのわずかに動いた表情筋を私は見逃さなかった。そしてこの世界に来てずっと風間さんと行動してきたため感情がだんだん読めてきた。
「その任務、こいつと新人二人に任したんだがこいつがどーしてもお前に来てほしいってよ」
「・・・・・・」
「いや、どうしてもってわけじゃ・・・・。あ、いやめちゃくちゃ一緒に来てほしいです。はい」
ヤミさんの睨みがこわい。というかよくよく考えればとても来てほしい。風間さんがいればなんとかなる。
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tOuka(プロフ) - 青い夕日さん» ほんとそれですよね。遠征とかガンガンに行ってきて欲しい。音駒支部と合同とかで (2020年5月18日 12時) (
レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - 烏野支部いいですね。実在してほしい。絶対、精鋭が集まる。 (2020年5月9日 20時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます！！頑張ってネタ考えてます！ww (2020年4月30日 12時) (レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - とても楽しみにしてます！！！頑張ってください!!! (2020年4月29日 17時) (レス) id: 46ffa7468c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tOuka | 作成日時：2020年4月28日 21時
