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おまけ&あとがき aoex ページ28

本気を出さないボーダー隊員と遊真と祓魔師


〜〜〜〜おまけ〜〜〜〜


 数ヶ月後。私たち強制的にボーダー隊員をやめ、強制的に祓魔師となった。本来なら祓魔師になるためには塾に通い、試験を受けて候補生になってまた試験を受けて祓魔師になるはずだったのだが、理事長・・・支部長が「では、これから一ヶ月間で祓魔師になるための勉強をしてもらいます。もちろん、ノンストップで」と地獄だった。
 だが、その地獄の一ヶ月を乗り越え祓魔師になった私たちは異例だったらしく注目を浴びながらも祓魔師として活動している。


 祓魔師の仕事も少しずつ慣れてきたある日。日本支部で報告書を作成している時だった。


「(報告書とか・・・。めんどくさいな)」


 でもこれも仕事なので仕方ない。と割り切りタイピングする手を動かす。すると、


「お疲れ様です。Aさん」

「お疲れ様です。奥村さん」


 PCの画面から目を離さずに挨拶すれば奥村さんは隣の空きディスクの椅子に座る。


「次の任務の話ですよね。すみません、ちょっとこの報告書今日中に出さないといけないので詳細とかメールで送ってくれると助かります。急ぎの様子じゃないでしょう」

「・・・えぇ、まぁそうですね」


 んじゃ何しに来たんだよ。と心の中でツッコむ。


「あなたに聞きたいことがあってきました」

「いや、だからあの私報告「そのままで結構です」・・・」


 なら遠慮なく。とそもそも遠慮なんてものをしていないので手を動かす。


「あなたはなぜ、祓魔師になったんですか?」

「守るべきものがあるからです」


 即答で答えた私に驚いた様子の彼、奥村雪男は私の一個下ながら祓魔師の先輩だ。


「あと、支部長に脅迫されたからです」

「そう、・・・ですか」


 えぇ、そうなんです。悲しいことに。


「聞きたいことってそれだけですか?」

「・・・はい。それじゃ失礼しますね」

「メールお願いしますね」

「はい」


 では、といって奥村さんはその場を去っていった。


「(この報告書。終わるだろうか)」


 ためた報告書の数はやばかった。





あとがき


 祓魔師の遊真がイメージできた。

 メフィストの狙いは遊真の戦闘能力と発想、嘘を見抜けるサイドエフェクトとAの勘と気配感知能力の高さです。


 脅迫として迅の名前を出したのはAを揺らすためで、迅が暗躍をしていることを知っているAはこれ以上負担をかけさせたくないと思ってます。

終わり ログインすれば
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tOuka(プロフ) - 青い夕日さん» ほんとそれですよね。遠征とかガンガンに行ってきて欲しい。音駒支部と合同とかで (2020年5月18日 12時) (レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
青い夕日 - 烏野支部いいですね。実在してほしい。絶対、精鋭が集まる。 (2020年5月9日 20時) (レス) id: e84367e7a0 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます!!頑張ってネタ考えてます!ww (2020年4月30日 12時) (レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
しおり - とても楽しみにしてます!!!頑張ってください!!! (2020年4月29日 17時) (レス) id: 46ffa7468c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2020年4月28日 21時

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