GWだから本気を出さないボーダー隊員【ワールドトリガー】クロスオーバーです！

本気を出さないボーダー隊員と太刀川さんとマフィア　５ ページ25

「やーーーーっと、終わった」

「いやー、マジで助かったわー」


　無事に太刀川さんの課題提出が終わり、一息つく。原因は呑気に笑ってやがる。


「出水と風間さんの気持ちがわかった。・・・これはもう、絶対に忍田さんに言ってやる」

「あっはははー、どうやってだ？」

「元の世界に戻るか忍田さんに来てもらう。風間さんも来てくれたらめちゃくちゃうれしい」


　攻撃手第一位と第二位、そしてボーダー最強が来てれれば絶対にこの世界生き残れそう。


「お前がそういうってんなら、絶対なんだろうな」

「さぁ？」

「さぁって・・・、なんだ未来視えたから行ったんじゃないのか？」

「視えませんよ。視えませんでした」


　なぜかこの世界に来て私は未来が視えるようになった。そんな未来視は迅だけで十分なのに・・・、ここに迅はいなかった。だから私か、どういうことだ。


「・・・太刀川さんは、これからどうするんですか？」


　と今後のことを聞く。太刀川さんは「そうだな」と少し考えて。


「まっ、この世界の生き方で生きてくよ」

「それって・・・」

「Aが思っているとおりだぞ」

「・・・はぁ」


　つまりマフィアとして、ということだ。
　すると、とある一つの未来が視えた。・・・これは、


「仕方ないですね。その生き方付き合ってあげます」

「おぅ、元よりそのつもりだ」

「組織作りましょ。名前は」





「「ボーダー」」






　と息ぴったりに応える私と太刀川さん。


「組織創るって具体的に何するんだ？」

「さぁ？とりあえず、お爺様に聞いてみます」


　すごいことに私の祖父はファミリーのボスでした。ひぇ・・・・。


　完

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