IF編 本気シリーズの主人公が賭ケグルイ ４ ページ34
お昼休み。夢子は芽亜里と鈴井と共に教室にいた。
「はぁ〜、断れてしまいました・・・・」
「そんなにショックを受けること？」
「ギャンブルする方だったらすぐにしてくれると思ったんです」
「アンタじゃないんだから・・・」
「Aさんはギャンブルお強いんですか？」
「どうだろう？僕は見たことないな。Aがギャンブルしてるところ」
「私はあるわよ」
「ホントですか？！どうでした？Aさんのギャンブルは？」
「そうねぇ。・・・彼女、本気を出してなかったわ」
「本気を出さない・・・・？それはどういうこと？」
「言葉通りよ。ささっとやって金だけとって終わり」
「それじゃ、今まで負けたことないのかな」
「そうなんじゃない？知らないけど」
「それは・・・、ぜひともギャンブルしてみたいです！」
沈んでいた夢子がバッと起き上がる。
そしてまた、タイミングよく、ゲーム機と飲み物を両手に持っているAが教室に現れる。夢子はすぐにAに話しかける。
「Aさん！ぜひ私とギャンブルしましょう！賭けるものはAさんが決めても構いませんから！！」
「そう？じゃあ・・・・、100万円で」
「え・・・？」
「ん・・・？」
「先ほどは500万でだめだったので・・・。100万でいいのですか？」
「あぁ、私上限は100万までって決めてるから。それ以上は流石に無理」
「そうですか・・・・」
「うん。・・・・どうしたの？」
「いえ！ささっ、ギャンブルの内容はどうします？ポーカー？大富豪？なんでもいいですよ！」
「そう、じゃあ＿＿＿＿で。いい？」
「ふふっ。はい、それで大丈夫です！さぁ・・・・」
「賭ケグルイましょうっ！！」
本気シリーズの主人公が賭ケグルイ 完結
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作者名：tOuka | 作成日時：2019年12月17日 22時
