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弐拾玖話 ページ31

「おりゃぁあ!!」


と、心の中で叫びながら鬼の首を斬っていく。
斬っても斬って湧いてくる鬼とどこからか飛んでくるビー玉に腹が立つ。
ビー玉を避けると鬼くるし、鬼避けるとビー玉来るって……。ふざけんな、このやろー!!
私!一人!で!戦ってるんです!!はぁぁぁいいいい!!


光の呼吸 壱の型 旋空弧月


技を放つと斬撃に斬られる鬼たち。からの飛んでくるビー玉を刀で弾く。
マジキリが無さすぎて泣けてくる。
誰か!誰かーーー!!



Aは仲間を呼んだ。




誰も姿を見せなかった。



その代わり鬼が増えた。




お呼びでない。



なんで鬼いっぱいでめんどくさい状況の中、更に鬼が増えるんだよ。嫌がらせにも程があんだろっ!!


「…………」



もうやだ。ほんとやだ。腕痛い。足痛い。肺が、痛い。




これで終わりにしたい。



と、Aは動きを止める。



「あぁ?あいつ止まったぞ」
「諦めたんだろ。なんせこの数の鬼だからな」
「俺が先にいただくぜ!!」
「俺が先だ!!」


Aが止まってることをいいことに鬼たちが一斉にAに襲い掛かる。
すると1番先に走り出した鬼の首が飛んだ。


「なっ?!」
「がはぁっ?!」
「あぁっ!!」


次々と飛んでいく鬼の首たち。その早さは鬼には追いつけないものだった。



そしてついにその場にいたすべての鬼の首が飛んだ。



全集中・光の呼吸 参の型 韋駄天







「ふぅ……、次は」


刀に着いた血を払い、Aはある一点を見つめる。


「お前だ」


そう、そこにはビー玉を飛ばしてくる鬼がいる。

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もっさ(プロフ) - 鬼滅の刃のコラボも最高ですし、カラスの名前がやみさん!やみさん好きです!いいですね!(←語彙力どこいった?)更新頑張ってください! (2019年10月22日 18時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - 黒猫(`・∀・´)kさん» ありがとうございます!!更新遅くなりますがこれからも読んで貰えたら嬉しいです!! (2019年10月20日 21時) (レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(`・∀・´)k(プロフ) - (´;ω;`)ワートリと鬼滅の刃のコラボ最高です!更新待ってます!! (2019年7月24日 22時) (レス) id: 15d4e33948 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - あいうえおさん» 教えてくれてありがとうございます!! (2019年7月22日 23時) (レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 参話のところです。言葉が足りなくてすみません。 (2019年7月19日 21時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2019年6月14日 8時

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