弐話 ページ4
「へへっ、ようやく、ようやく見つけた・・・。稀血!」
「わ、私食べても美味しくない。絶対に」
「俺にはわかる。お前は稀血だ。俺たち“鬼”の大好物・・・」
「なんてこった・・・」
どうやら私は変態たちにとって大好物らしい。・・・ってか今なんつった?は?鬼?確かに角はえてるから鬼だな。なぜ気づかなかった私。
なんて思っても今の状況はなんにも変わんない。あ、現実・・・。
目の前にいるニヤニヤした変態鬼がついに私に向かって手を伸ばす。いやー!触らないでっ!
と、その時、鬼が真っ二つに割れた。え、ぐろ・・・。
鬼はうめき声を上げながら倒れ、灰になって消えた。吸血鬼かよ。あ、同じ鬼じゃね?鬼って漢字は言ってるし。
じゃなくて
地面に広がる灰から顔をあげるとそこには目元を狐のお面で隠した人がいる。その人の片手には刀がある。まさか、この人が・・・。
「・・・あんた」
「あ、はい(女性の声だ)」
「・・・・・・・」
え、無言?呼んだだけ?え、えぇー・・・・・。あと、声からしておばあさんだと推測。え、おばあさんがあの鬼倒したの?強すぎかよ。
するとおばあさんが刀を鞘に入れ、くるっと背を向ける。
「・・・・ついてきな」
「え?」
とそのまま走り出してしまった。ま、待ってくれー!!
その時、そのおばあさんとの出会いがこの世界に来た私の運命を大きく変えるとはこの時の私は、まだ知らなかった。
ってかトリップした時点で大分変ってる。
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もっさ(プロフ) - 鬼滅の刃のコラボも最高ですし、カラスの名前がやみさん!やみさん好きです!いいですね!(←語彙力どこいった?)更新頑張ってください! (2019年10月22日 18時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - 黒猫(`・∀・´)kさん» ありがとうございます!!更新遅くなりますがこれからも読んで貰えたら嬉しいです!! (2019年10月20日 21時) (レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(`・∀・´)k(プロフ) - (´;ω;`)ワートリと鬼滅の刃のコラボ最高です!更新待ってます!! (2019年7月24日 22時) (レス) id: 15d4e33948 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - あいうえおさん» 教えてくれてありがとうございます!! (2019年7月22日 23時) (レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 参話のところです。言葉が足りなくてすみません。 (2019年7月19日 21時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:tOuka | 作成日時:2019年6月14日 8時