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弐拾捌話 ページ30

どこから飛んできた訳の分からないビー玉を弾き集中してビー玉を飛ばしたやつを探す……ことはできず、パニックってる頭の中を一旦落ち着こうと円周率を思い浮かべようと思ったが3.14で止まった。ポンコツか。3.14分かれば十分だろ。時代はπだ。
それなら次は元素記号……!はっきり言って私は「水兵リーベ僕の船」くらいしかわかんない。なんだ水兵リーベ僕の船って、誰もお前の船など知らないし、リーベってなんだ。船と元素記号関係なくない?1番関係ないのは私のこのツッコミなんだけどな。
なんて考えていたら次々と飛んでくるビー玉を刀で弾く。クソうぜぇ。私はそれどころじゃないんだ察しろ。


「くっそ……」


とりあえずここは村の中だ。騒ぎで誰か来たらそれこそ一大事なので一旦場所を変えよう。









村から離れようと走っていたらいつの間にかこの村にある神社に着いた。のが、間違いだったらしい。
この神社は昼間来た時に人の気配が全くなく廃神社で「ここ絶対肝試しスポットだろ。よし、ここには近づかないでおこう」と誓った記憶がある。さっそく切れたけどな。
ビー玉の攻撃から逃れるように来てみればこれだよ。まんまと誘導されたよ。くそっ、許さん。
そして待ってましたと言わんばかりの鬼たち。くそが。


「けけっ!あいつが言った通りほんとに気やがったぜ!」
「美味そうな人間」
「しかも、女だ。若くて美味そうだ!」



「ワタシ、オイシクナイヨ、ヤメトキナッテ」


思わず片言になってしまった。あと、自分で言ってて嘘もいいところだと思った。






みなさん。お忘れでないですか?私が稀血ということを。
実際私も忘れてた。
ど、どうする……!!



「んなこと、決まってる……」


落ち着け、私の任務は鬼を斬ること。前変わらない。たかがトリオン兵が鬼に変わっただけじゃないか。
そう、それだけ。



「やるべき事は‘今(昔)’も‘前(未来)’も変わらないのだから」


覚悟を決めろ、AA!怖いけどっ!!

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もっさ(プロフ) - 鬼滅の刃のコラボも最高ですし、カラスの名前がやみさん!やみさん好きです!いいですね!(←語彙力どこいった?)更新頑張ってください! (2019年10月22日 18時) (レス) id: 487c093ca1 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - 黒猫(`・∀・´)kさん» ありがとうございます!!更新遅くなりますがこれからも読んで貰えたら嬉しいです!! (2019年10月20日 21時) (レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(`・∀・´)k(プロフ) - (´;ω;`)ワートリと鬼滅の刃のコラボ最高です!更新待ってます!! (2019年7月24日 22時) (レス) id: 15d4e33948 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - あいうえおさん» 教えてくれてありがとうございます!! (2019年7月22日 23時) (レス) id: 227fd54672 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえお - 参話のところです。言葉が足りなくてすみません。 (2019年7月19日 21時) (レス) id: d4ea0d195c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:tOuka | 作成日時:2019年6月14日 8時

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