No.７０ ページ34
「えー、どこにいるの？一星くん・・・・・」
宿舎内は一通り探した。仕事中だった秋やヨネさんにも一星くんの居場所を聞いたが二人共首を横に振っていた。部屋にもいない。なので、私が今来たのは室内のサッカーフィールド場。誰もいないフィールドはとても静かで広く感じた。そしてここで一人練習しているかと思われた一星くんはいなかった。マジでアイツどこいったんだよー。
「そしてなぜこんなところにサッカーボール・・・・」
一つのボールがベンチの上に置いてあった。私はそれを持ち周りをキョロキョロ見る。よし、誰もいないな。
「・・・・ちょっとぐらいいいよね」
ポーンと軽くボールを蹴る。あ、私リフティング無理だ。あんな何回もできる気がしない。とすぐに諦め、「えい！」とゴールに向かってボールを蹴るが距離が足りなかった。弱小か・・・・。
「まぁ、だよね・・・・」
昔、守の付き合いでボールを蹴っていたけど昔の話だ。
「昔、かぁ・・・・」
前世、そしてその前の前世、つまり前々世の記憶をも持っている転生者の私にはたった数年はあっと言う間だった。あれ？なんだろう、この年寄り的な発言。まぁね、こう見えて中身それなりに行っているかもしれないんだけどね。
「彼らは元気でやっているのだろうか・・・・」
魔法が当たり前の世界、常に国民のために国を守る騎士たち。頼れる仲間たち。そしてそんな当たり前の世界にイレギュラーな魔力を持たなかった少年と魔力に愛された四つ葉の少年。二人は無事に夢を叶えたのだろうか、・・・。いや、まだ二人で競争しているかもしれない。あぁ、なつかしいな・・・。
「会いたいよ・・・・、みんなに」
また、魔法を使って、仕事して、お茶して、楽しく、笑っていたい。
「(でも私は、この世界で同じくらい大切な仲間に会った。だから私は、この世界で彼らの夢のサポートを一生懸命頑張るよ)」
見ててね、ユリウス叔父さん。
「・・・・・・おっし！まずは一星くんを探さなきゃ！！」
「僕がどうかしました？」
・・・・・・・・・・・。
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猫宮 - あとねーtOukaさんと友達になりたい！何でも相談してな！呼び名変えた方がええ！？ああ、関西弁入ってもうたねごめんなー、リクエストはイナズマジャパンで王様ゲーム！とネックレスの事で一年生達がつっかかってくるのが見たい！ (2019年10月14日 15時) (
レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
猫宮 - 絵は載せてほしい。悩んでるならウチらに聞いてや！ (2019年10月14日 15時) (レス) id: 0864a9a45d (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - きゃらめるぼんさん» 癒されてますか？！よかったです！！タツヤ了解です！タツヤの愛してるゲームは紳士的なのか？それとも違った一面を見せるのか？わくわくしながら書きますね！ (2018年11月24日 2時) (レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - きなさん» 一星了解です！あんまり主人公と関わりないですが、これからどんどん関わるって行きたいと思います！ (2018年11月24日 2時) (レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)
tOuka(プロフ) - SARASAさん» 不動ですね！了解しました！最近私の中で不動来てます！！いいですよね！！ (2018年11月24日 1時) (レス) id: 6dc7259d10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tOuka | 作成日時：2018年11月13日 12時
