転転生！3【僕のヒーローアカデミア】 (ページ7)

今日:2 hit、昨日:2 hit、合計:35,697 hit

17-2 ページ7

「あら？もうすぐでHR始まりますのに、まだAさんのお姿が見当たりませんわ」
「あー、多分いろいろな人につかまってるんじゃない？」
「くー！一位はやっぱちげぇーな！」

　八百万が心配し、耳郎が予想、上鳴が心配する。

「鬼道ちゃんも来るの遅いわね」
「そういえばそうだな。アイツHR開始10分前には必ずいるのに」
「飯田みたーい」
「芦戸くん！雄英生たるもの10分前行動は当たり前だ！」

　蛙吹、切島がまだ来ていない鬼道を心配する。と、その時、ガラッッと教室のドアが開く音がした。そこに立っていたのは息を切らしたAだった。

「セ、セーフ？！」
「アウトだ」
「あだっ！」

　いつの間にかいた相澤にチョップされるA。

「おはよう」
「「「「「おはようございます！」」」」」」
「早く席につけ」
「はーい」
「伸ばすな」
「はい！」

　Aは急いで自分の席に着く。

「ケロ？相澤先生包帯とれたのね。よかったわ」

　蛙吹が嬉しそうに言う。

「ばーさんの処置が大げさなんだよ。んなもんより、今日のヒーロー情報学ちょっと特別だぞ」
「「「「「(きたっ！)」」」」」」
「(特別？小テストか？やめてくれよ！)」
「(ヒーロー関連の法律やら、ただえさ苦手なのに・・・・)」

　上鳴と切島が心の中で叫ぶ。

「・・・・・コードネーム、ヒーロー名の考案だ」
「「「「胸膨らむやつきたっ！！！！」」」」」

　騒ぐ生徒に相澤が目を文字通り赤く光らすと嘘のように静まる生徒たち。