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「Aちゃーん！なのそのサポートアイテム！？」
救助訓練レースが終了し、私たち女子は更衣室で着替えている。
「あぁ、これ？従兄弟のお姉さんにもらったんだ」
「かっこいい！古銃デザインだ！」
「Aのコスチュームにあってるじゃん」
機動力があまり得意ではない、私の為に有希さんがプレゼントしてくれた銃だ。
「そういえばAさんの職場体験先はお姉さんがいる事務所でしたね」
「そう！女の子の憧れ！」
「プロヒーローグループ“プラネット”！！」
「「いーなー！！」」
「プラネットと言えば芸能事務所も兼用してたかしら」
「そうそう！私はやっぱりヴィーナスが好き！可愛いもん」
「マーズさんもクールビューティーで素敵だよ！」
「Aちゃんすごいわー、そんな大手から指名来てたんやもん」
「まぁ、有希さん繋がりって部分があったと思うよ」
などなど話していると、響歌が「静かに！」と言う。え、なにごと？
響歌が指さすところに穴が空いていた。すると隣の男子更衣室からの声が聞こえる。もちろん峰田の。
「八百万のヤオヨロッパイ！芦戸の腰つき！葉隠の浮かぶ下着！望月の白美肌！麗日のウララカボディに蛙吹のいがいおっぱぎゃあああああああああああああああ！！！！！！」
「耳郎さんのイヤホンジャック！？正確さと不意打ちの凶悪コンボが強み！」
なに冷静に分析してるんだ緑谷・・・。
「ありがとう、響歌ちゃん」
「なんて卑劣・・・すぐにふさいでしまいましょう！」
「(ウチだけ、なにも言われなかった・・・・・)」
「(峰田ほんと女子のことよく見てるよなー・・・・)」
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作者名：tOuka | 作成日時：2018年7月27日 11時
