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「あ、あ、あの！プロヒーローのマーキュリーさんですかっ！？」
「え、えぇそうだけど」
「本物だっ！！」
「・・・・えっと」
「あぁ、ヒーローオタクです」
「あ、あははー」
「いつも活躍見てます！これからも頑張ってください！」
「ありがとう」
「それでどうしたの？」
「迎えに来たのよ。帰り大変だと思ってね」
「大変？体調は元気とは言えないけど、歩けるし」
「それもあるけど、違うのよ。まっ、行くわよ！」
「あ、それじゃあねAちゃん！」
と手をふる麗日。
「送っていくわよ」
「えぇ！いいんですか！？」
「もちろん、君その怪我じゃあるくの大変でしょ。乗っていきなさい」
「わーい！ありがとうございます！」
「プロヒーローの生運転！！」
「ほら、行くわよー！」
「「はい！」」
「はーい」
その後、無事に麗日と緑谷を送りとどけ、家に帰ってきたAたちは夕食をとっていた。
「おいしー！オムライス最高！！」
「よかった。今日頑張ったAにお祝いよ」
「ありがとう！」
「それにしてもすごかったじゃない、個性もらって一年ぐらいであそこまで成長させるなんて」
「うん、羽生さんにいろいろアドバイスもらったり、有希さんにもいろいろ教わったからね」
「体育祭１位かー、こりゃプロヒーローからの指名がすごいかもね」
「あー、職場体験のやつね」
「Aはどこに行きたいの？」
「うーん、指名もらったとこから探す」
「まっ、それが普通ね。・・・・ねぇ、A」
「何？」
「明日か明後日ここに行ってきなさい」
とタブレットをAに渡す。画面を見ると地図があり、赤い点が光っている。
「ここは？」
「行けばわかるわ」
「有希さんは行かないの？」
「一緒に行きたいけど仕事なのよね」
「マジか・・・・」
「ちょっと時間かかるけど、まぁいいところよ」
と言いながら笑う有希。
「ふーん・・・・。あ、チーズ入ってるめっちゃおいしい」
「でしょ」
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作者名：tOuka | 作成日時：2018年7月27日 11時
