転転生！3【僕のヒーローアカデミア】 (ページ2)

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「デクくん、体大丈夫？」
「うん」
「はい、嘘」
「う゛・・・・」
「歩いて帰れるの？」
「な、なんとか・・・・」
「無理しないようにね、デクくん」
「あ、ありがとう麗日さん」
「・・・・デクくん」
「え、・・・えぇ！な、な、」
「テンパリすぎだって！お茶子はどうしてデクくんって呼んでるの？」
「あ、あー。最初デクくんの名前がわかんなくて爆豪くんがデクくんって呼んでるから私勘違いしちゃって。でも、デクっていいよね！頑張れって感じで！！」
「うーん、まぁ、・・・なんとなく応援したくなるような・・・(緑谷くん、見た感じが応援したくなるような感じでもあるし)」
「Aちゃんもデクくんって呼ぼうよ！」
「うーん、いや。私は緑谷って呼ぶよ」
「え、なんで？」
「緑谷のことデクくんって呼ぶのはお茶子の特権かな・・・・と」
「え、えぇ！」

　照れる麗日。その隣にいる緑谷は真っ赤だ。

「(なんだこの二人面白いぞ)」
「もう！Aちゃんからかわないで！！」
「はいはい」

　校舎をでて、門も出ようとした時、「Aっ！」と呼ぶ声が聞こえた。呼ばれた方を見ればそこに有希がいる。

「有希さん」
「お疲れー、ってあら。お友達？」
「うん、同じクラスのお茶子と緑谷・・・・、おい大丈夫か？」

　緑谷を見ると、キラキラした目で固まっている緑谷がいる。