転転生！3【僕のヒーローアカデミア】 (ページ12)

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その後、不動たちとおしゃべりして昼休みが終わった。
　放課後、鞄に荷物をつめている時だった。

「望月」
「ん？どうした轟くん」
「・・・・一緒に帰らねぇか」

　バッとクラス全員がこちらを向いた。・・・・気がする。

「え？」
「ダメか？」
「え、あ、ダ、ダメじゃない！もちろん！喜んで！！」
「そうか」

　私は急いで鞄をしょい、轟くんと共に教室を出る。

「おいおいおい！なんだアレッ！？」
「轟まさかの望月狙いかっ！？」
「俺鬼道かと思ってた」
「オイラも」
「三角関係！？真希やる～！」
「みなさん、轟さんはただ単純に真希さんと帰りたかっただけかもしれませんよ」
「確かに」
「・・・・・くだらねぇ」

　キャーキャー話すクラスメイトたちにボソッと言って教室を出ていく爆豪、「待てよ！」と言って爆豪を追いかける切島だった。

「・・・・・・・・」
「・・・・・・・・」

　学校をでてからというもの何にも会話がない。どうしたらいいのか。

「悪かったな・・・・」
「え？」
「・・・・親父がお前に手を上げそうになったって聞いた」
「えっ！あ、いや羽生さんに助けてもらったから大丈夫、って誰から聞いたの！？」
「羽生グループの社長から」
「ああああああああ！！！羽生さんんんん！！なんで！？」
「・・・・体育祭の次の日に、俺んとこに来てそんで親父と話してた」
「なんでだ！？」
「・・・・俺もよくわかんねぇ。けど、」