No１７ ページ18
そして８年後、
クローバー王国の恵外界でとある森。ドンドンドンと大きな爆発音が響き渡り、三人の男たちが走っている。
「くっそ！どこで計画がばれたんだ！」
「この計画がうまくいけば大金が手に入ったはずだったんだがな！」
「なんでよりによって魔法騎士団『碧の野薔薇団』の“あの魔法騎士”がいるんだよ！」
「お前あいつのこと知ってんのか？！」
「バッカお前知らねぇのか！あいつはな！碧の野薔薇団の副団長であり、魔法帝の姪、そして珍しい魔法の使い手、その名も『月下の野薔薇姫』！」
「な、なんだとぉぉぉぉぉ！」
「捕まったら終わりだ！」
すると二人の男の頭上に影が落ちる。驚き顔を上げる二人。そこには碧いローブと月光に輝くプラチナブロンドの髪。そして笑った女の顔。女は魔導書を開く。
「光魔法“月下乱舞”」
いくつもの光が男たちに降りかかる。
「「うわぁぁぁぁぁ！」」
男たちは悲鳴を上げる。女は地面に着地し、男たちに近づく。
「安心して、私無駄な殺しはしない主義なの」
土煙が晴れ、男たちは女をしっかり見た。
「ひぃ！」
「くっそ！水魔法“ウォータースラッシュ”」
男の魔法が女を襲うが女の前で霧となって消える。蒸発だ。
「なっ！」
「っち、おいお前も攻撃しろ！」
「そ、そんな無茶な！」
「その通り、あなたたちはもう私の領域に入ってるもの」
周りを見ろと女は言う。男たちは恐る恐る周りを見るといくつもの光の球が浮かんでいる。
「私が指を鳴らせば一気にバンッとね」
つまり女の合図で光の球は爆発するのだ。そのことを考えれば男たちは、「こ、降参だ！」と声を上げる。
「隣国への人身売買の罪であなた達運び屋を拘束します！」
月をバックに言う女の名を、A・ノヴァクロノ。碧の野薔薇団副団長、魔法帝の姪、またの名を「月下の野薔薇姫」そして、異世界転生者だ。
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†NANA†(プロフ) - ページ1で、「輝き」が「輝く」になっています。 (2019年9月3日 23時) (
レス) id: 9d78a5537a (このIDを非表示/違反報告)
水上カレン(プロフ) - あの過去編 アスタとユノ出会い編 〜２〜 のアスタのセリフ魔法帝が魔法手になっていました (2018年5月13日 13時) (レス) id: 1ed597b6ce (このIDを非表示/違反報告)
つばさ - とーってもハマりました (2018年5月12日 11時) (レス) id: 98a9212de7 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア(プロフ) - 誰かcssって何か教えてくださいませんか…？ (2018年5月3日 22時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
赤猫のセナ(プロフ) - 主の受験番号がNo14では115番なのですが、No16では120番になってます。 (2018年5月3日 13時) (レス) id: e643fa53fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tOuka | 作成日時：2018年4月13日 13時
