薄紫色のリストバンド【牛島 若利】

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ある日の放課後、空き教室にレギュラーメンバーと

マネージャーが呼ばれていた



貴方『桜ちゃん、これ配ってくれる？』


花咲「はい！！！」


貴方『ありがとう』



全員にプリントが渡ると私はしゃべり始めた


貴方『インターハイに向けて東京で

練習試合を行うことになりました』


天童「ねぇねぇ、聞いた！？若利くん！

東京だってー！！」


牛島「あぁ」



貴方『詳しくはプリントに書かれています

集合に遅れればおいていきます』


山形「怖っ」


花咲「私、起きれるかな......」


貴方『大丈夫よ、桜ちゃんは私が起こすから』


私と桜ちゃんは寮で同じ部屋


まぁ、私が１人だったからだけど



花咲「きゃー！ありがとうございます！」



五色「相手は強いですか！」



貴方『もちろん！

強豪だから力になると思うよ』



五色「おおぉ！！」


白布「相手ってどこですか？」



貴方『梟谷よ』


瀬見「.......ｹﾞｯ」



皆もちょっと不機嫌そうな顔をする



花咲「え.......？え.......？」



大平「花咲さんは知らなかったね


梟谷は東京の強豪でエースが厄介なところなんだ」


花咲「厄介.....？」


貴方『そ、正直に言えば苦手なチームなのさ』


私が言うと頷く


貴方『主将兼エースの木兎


試合中、テンションの上がり下がりがすごい人
　
あと髪型もすごい、重力逆らってる髪型だから』


天童「ﾌﾞﾌｫｯwww」


花咲「じゃ、じゃあ！

その木兎さん？を抑えればなんとかなるんですか？」


お、良いところつくね


貴方『それが簡単じゃないんだ

エースがたとえ不調になろうと関係ない
選手１人１人の個人技のレベルがかなり高いから
どれだけ崩そうとしても崩れないの』


花咲「へー！」


貴方『ま、でも負けないよ

うちも皆強いから』



川西「よ、イケメン」


天童「惚れちゃう〜！(裏声」

　


こんなので練習試合は成功するのでしょうか

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8

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西 - この方角に福があるはずです

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