ごほうび ■ ページ24
Aside
月永｢う〜｣
私の目の前には
ペンを片手に唸るレオくんの姿が
月永｢駄目だ､霊感が全然降ってこない…
こんなのおれじゃない！｣
どうやらインスピが湧かないらしい
貴｢珍しいね…｣
鳴上｢締切が明日なのに
行き詰まってるらしいのよ｣
あらら､それは大変…
貴｢レオくん頑張れ〜｣
私はそう言ってレオくんの頭を撫でると
月永｢A〜頑張ったら
ごほうびちょうだい…｣
そう今にも死にそうな顔で言われる
貴｢えっ｣
月永｢それなら､やれるような気がする｣
ご褒美って言っても…
貴｢何が欲しいの？｣
尋ねるとレオくんは私に向かって
｢ん｣
指をさす
貴｢お金…？｣
月永｢ちがう！おまえ！
ごほうびにAくれ！｣
瀬名｢また変なこと言い出した…｣
私はレオくんの発言に驚く
貴｢私なんかがご褒美になるの…？｣
いや本当に私でいいの？
月永｢いいから！ダメ？｣
上目遣いで言われる
貴｢よく分かんないけど｣
レオくんの作業が捗るなら
貴｢分かった｡頑張ってねレオくん｣
月永｢よ〜し！そうこなくっちゃな！｣
レオくんは満足したような顔で
作曲を再開した
瀬名｢俺たちは帰るよぉ？｣
貴｢は〜い｣
暫くすると
月永｢できた…｣
レオくんは力尽きたように
机に頭を伏せる
貴｢凄い…！｣
私は紙を見ていると
月永｢A…｣
貴｢ん？｣
月永｢約束のごほうび
ちょうだい？｣
そう言ってレオくんは
私を抱きしめ頬にキスをする
貴｢れおく…｣
すると
肩に重みがかかる
そしてレオくんから寝息が聞こえる
貴｢寝ちゃったのかな？｣
レオくんは気持ちよさそうな
寝顔をしていて
めっちゃ可愛いんですけど…！
貴｢たくさん頑張ったんだね｣
頬がゆるむ
貴｢お疲れ様レオくん｣
私もレオくんの額に
キスをしたのだった。
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聖成 - このお話大好きで何回も読み返しました (2021年11月7日 15時) (
レス) @page36 id: cf801c8b86 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこましゅまろ(プロフ) - 冷凍ペットボトルさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！はい､リクエスト有難う御座います！ぜひ書かせて頂きます！ (2020年3月11日 9時) (レス) id: 9d39d54f00 (このIDを非表示/違反報告)
冷凍ペットボトル(プロフ) - 初コメ失礼します。一気に見てはまってしまいました！これからも頑張ってください。リクエストなんですが、〇の方でKnightsの皆に交際がバレたレオ君との話が見たいです。お願いします！ (2020年3月11日 0時) (レス) id: bf6bd09d64 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこましゅまろ(プロフ) - 紅蓮華さん» おぉ！是非とも書かせて頂きます！リクエスト有難う御座います！ (2020年3月8日 22時) (レス) id: 9d39d54f00 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮華 - リクエストで、2月8日ニーハイの日と言う事でプロ夢主ちゃんが短いスカートにニーハイを履いていてそれに対してレオくんが独占欲が出る？みたいなのお願いします！ (2020年3月8日 19時) (レス) id: 1fa4972d94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこましゅまろ x他1人 | 作成日時：2020年1月1日 13時
