私、彼氏のファンに結構好かれてるらしい (ページ44)

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もしも宮舘涼太が彼氏だったらページ44

You side

『………んぅ～……あれ』

朝起きると、横にいたはずの涼太がいない

『りょーたぁ』

と呼ぶとキッチンの方から声が聞こえる
寝起きであまり力が入らない足に力を入れ、おぼつかない足取りでキッチンに向かう

ぎゅ

後ろから抱き着く

『…なにつくってるの？』

宮舘「おはよう、今日の朝ごはんはフレンチトーストだよ」

『んふ、やったぁ』

宮舘「顔洗っておいで」

『うん、わかったぁ！』

顔を洗い、キッチンに行く。また後ろから涼太に抱き着く。

宮舘「今日は甘えたい日かな？」

そう言って振り向く涼太

『んふふ、なんか甘えたくなっちゃった』

宮舘「ふふふ、可愛いね」

『涼太も甘々だね』

宮舘「そうかな？」

そういって唇にキスが落とされる

『んふふ、ちゅ』

お返しで私からもキスをした

宮舘「誘ってるのかな？」

『…なっ！違うもん』

宮舘「ははっ、冗談だよ」

なんて言いながら私の頭を撫でる

宮舘「先座ってな」

『わかった、ありがと』

椅子に座り待っているとフレンチトーストの甘い香りがする

宮舘「よし、食べようか」

『うん！いただきます』

宮舘「いただきます」

フレンチトーストは私好みの甘さになっていて、スープやサラダなども美味しい

『んふふ、おいしい』

宮舘「よかった、嬉しいよ」

甘い空気が漂う。

『今日の涼太、なんか甘々』

宮舘「Aもね」

こんな朝も、たまには悪くないかもしれない