桜の木の下で【オリジナル】【恋愛】【名前変換】 (ページ23)

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綾真「遅い」『スンマセーン』ページ23

『ただいま戻りました!!桜乃でぇす！』

バーーンとドアを開け、仁王立ちで言った。その姿に綾真は驚き、and moreは大爆笑。中二病に笑われたくないんだけど、そこは置いといて。

綾真「A」

『何ー？』

綾真「遅い」

『はい、スンマセーン』

テキトーに綾真に誤って、先に敷いてあった布団にダイブした。
あ、この布団めっちゃフカフカ…温かい。
家の布団はフカフカの逆のカチカチだからなぁ…羨ましい。

『お日様のニオイがする～!!』

凜南「あ、それってダニの死骸の臭いだよ」

『おぉう!?…あざすりんりん…』

お日様のニオイってダニの死骸の臭いなの…？いつもいい匂いだと思ってたんだけど…

また布団に頭から突っ込んでいき、そのまま寝ようとした。
布団の並び順は

真波、私、凜南、颯香
陽斗、綾真、皓輝、颯真

だった。真波と隣!!ラッキー!!

そのまま私達は仲良く談笑した。夜の2時位までずっと話していたのは、私と綾真と凜南ちゃんと、皓輝君だけだった。

『はい、じゃあ中二病大会やろう！』

全➖貴「何それ」

『何か中二病ってのを学びたくなってw』

えへっと笑ってみた。ただ単に話す話題が無くなったからだけどね。

皓輝「そんなに言うなら言ってやろうじゃあないか…」

凜南「誰も皓輝に頼んでない」

皓輝「ダークネスストリートホーリーアタック!!」

そういった皓輝君は、手を高々と上げて夜だから少し小さい声で叫んだ。
えーっと、ダークネス…何だっけ？分かんないからいいや。

『りんりんは？？』

凜南「えっ俺ぇ？…くっ…鎮まれオレの邪気眼…ッ!!もう世界を崩壊へと導きたくはない…」

凜南ちゃんも相当の中二病だなぁ…なに？邪気眼って？

この流れだと…次は私か…

『えーっと…君の犠牲を無駄にはしない！…とか？』

凜南＆皓輝「おーーなかなかやるな」

っとすると残されたのは…

『綾真もやってね!!みんなやったんだから!!』

綾真「えー……なぁ皓輝…ゴニョゴニョ」

皓輝「あー…大丈夫でしょ」

綾真「りょ」

綾真は私の方にズイッと近づいてきた。なになになに何が始まるの？？

綾真「…俺はお前の為になら死ねる
だから俺と共に歩もう」

ニコッと笑って言ったから、破壊力が半端じゃなかった。