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ｸﾗﾗ｢せんせー私なんぱー？100？｣
ﾗｲﾑ｢ｼﾞｰｻﾞｽ……｣
先生のポツリと呟いた言葉が聞こえていなかったらしく、ワクワクと表情を輝かせているクララちゃん。そんな彼女に先生はドサドサっと大量の教材を渡し、焦ったように詰め寄った。
ﾗｲﾑ｢ベイビーちゃん、あなたには特別テキスト……しっかり読んでね｣
ｸﾗﾗ｢特別テキスト……！ラジャー！｣
渡された教材をふむふむと読み始めるクララちゃんにニッコリと笑った先生は気を取り直すようにパンッと手を叩いて教材を手に持った。
ﾗｲﾑ｢さて、じゃあ今日は男性を虜にするポージングについて勉強していくわよ｣
｢｢は〜い｣｣
ﾗｲﾑ｢女性の魅力というのは立ち姿で決まるの。恥じらいは残しつつ、柳腰で手元はかわいく……もしそれが難しかったら初心者に優しいボディータッチを──｣
ut｢どうも〜！！新聞師団で〜〜す！！｣
『え、』
バァンと扉を蹴りあげて派手に登場したのは……何やら新聞師団に扮したウツ君とカムイ君。君たちさっきから本当になにやってんの。
ut｢あっ、僕達のことはお気になさらず！授業風景の取材に回っているだけなので！｣
ｶﾑｲ｢おやおや今日はポージングのお勉強ですか！ではさっそくカメラに収めさせていただいて──…｣
ﾗｲﾑ｢ダメです♡｣
検閲済み、と書かれた紙をレンズに貼り付けた先生は、下心丸出しの2人を締め上げるとまた廊下へと放り投げた。お疲れ様です。
これで彼らも諦めただろう。なんて、お気楽に考えていたのだが……彼ら変態魂を舐めていた。
あれから数十分何事もなくセクシーなポージングを学んでいたのだが、突然廊下から誰かの苦しそうな叫び声が響き渡った。
ﾗｲﾑ｢何ッ！？どうしたの……｣
ｶﾑｲ｢ウツさんしっかり…！！今助けが来ますから…ッ！｣
ut｢む、胸が…ッ！苦しい…ッ！！｣
廊下に出てみればそこに居たのは苦しそうに胸を抑えて横たわるウツ君と焦ったように彼を揺するカムイ君。尋常ではない量の汗をかくウツ君に駆け寄ろうと足を一歩踏み出すと。
ut｢僕はもうダメだカムイ…最期に…最期にせめて一目だけでも、サキュバス先生の誘惑授業を見ることが出来たら…｣
ｶﾑｲ｢ウツさん…ウツさ──んッ｣
アホだこの人たち。
彼らの茶番を冷めた目で見つめた私たちは、何事も無かったかのように扉を閉めて授業の続きへと戻った。
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蛇狐(プロフ) - 椿さん» ご指摘ありがとうございます！予測変換で表記がおかしくなってしまったのかもしれないです。教えてくださりありがとうございます！ (2021年1月3日 19時) (
レス) id: 6f471a4801 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 悪魔周期じゃなくて悪周期じゃありませんでしたっけ (2021年1月3日 18時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
蛇狐(プロフ) - もえさん» ほんとだ！ご指摘ありがとうございます！！ (2021年1月3日 8時) (レス) id: 6f471a4801 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 122の「たまに学校におる若い教師」がshaではなくrdになってます！(小声) (2021年1月1日 9時) (レス) id: 9b854a058e (このIDを非表示/違反報告)
蛇狐(プロフ) - sakuyo1122さん» 初めまして、コメントありがとうございます！頑張ります！ (2020年12月8日 1時) (レス) id: 6f471a4801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛇狐
| 作成日時：2020年8月13日 17時
