100 rd ページ23
rd「あ゛〜〜……つ゛か゛れ゛た゛ぁ〜」
サリバンさんのご好意で使い魔ながら教師という職を得て、早数週間。当初は「楽勝っしょ」なんて高を括っていたのだが、これまた中々ハード。体力もそうだが、一日中元気な子供らの面倒をみていると精神がゴリゴリ削られる。
rd「どーしよ……Aちゃんにお願いして精気吸わしてもらおうかな、」
人型の姿も保てず、例の青いちんちくりんの姿をしながらふよふよと浮かぶ。彼女に合わせて作った仮の姿だか、中々俺と相性がいいようで……悔しいことにこの姿が一番楽ちんで、省エネに過ごしたい時は基本この姿。
rd「ご飯食べるって言っても、今の時間帯生徒らで混んでるだろうし………はぁ、教師っつーもんも辛いなぁ」
なーんて柄にもなく考え事をしながらふよふよ進んでいると、下の方から「おい、」と聞き覚えのある声が……
モフーン。
とーん。
なんて効果音が聞こえてきそうな見覚えのある2匹が、俺を地面から俺を見上げていた。
rd「ややっ！これはカルエゴ先輩、珍しいですねそんな姿でいるなんて」
ｶﾙ「くそ、よりによって貴様か」
rd「ひっどいなー、そんなこと言わないでくださいよ！俺と先輩の仲でしょ！」
ｶﾙ「……う、胃が……」
�邸�ﾌﾟｷﾞｰ？」
もふもふのヒヨコちゃんのような姿をしたカルエゴ先輩にふよふよと近づくと、彼は胃を抑えながら地面に崩れ落ちた。おい、なんでだ。
そんな俺たちのやり取りに「知り合いなの？」とでも言いたげな視線を投げかける……確かトントン君だかの使い魔。そういやコイツとはちょっとだけ面識あるのか俺。
rd「やあ、あー…名前なんだっけ…えっとブタ君！久しぶりだね。俺とこのヒヨコ君は先輩と後輩という関係で……君のご主人と師団の先輩たちみたいな関係！」
�邸�ﾌﾟｷﾞ！ﾌﾟｷﾞｷﾞ！！」
身振り羽振り。どうやら無事に伝わったようだが、名前が違ったらしく軽く頭を噛まれた。ぴえん。
ブタ君は少しぷんぷんと鼻を鳴らしたあと、蹄をこちらに見せて、トントンと床を叩いてガリガリと何かの文字を書き始めた。
ガリガリ、ガリガリ、と引かれていく線を俺とカルエゴ先輩で見守っていると……
“トン”
歪ながらも、そんな言葉が床に描かれていた。
rd「あー、そっか…君はトンって名前だったね」
ｶﾙ「文字が書ける使い魔なんてあまり
見ないが……凄いな」
rd「は？俺も書けるし」
ｶﾙ「何故ここで張り合うんだ貴様は」
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蛇狐(プロフ) - 椿さん» ご指摘ありがとうございます！予測変換で表記がおかしくなってしまったのかもしれないです。教えてくださりありがとうございます！ (2021年1月3日 19時) (
レス) id: 6f471a4801 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 悪魔周期じゃなくて悪周期じゃありませんでしたっけ (2021年1月3日 18時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
蛇狐(プロフ) - もえさん» ほんとだ！ご指摘ありがとうございます！！ (2021年1月3日 8時) (レス) id: 6f471a4801 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 122の「たまに学校におる若い教師」がshaではなくrdになってます！(小声) (2021年1月1日 9時) (レス) id: 9b854a058e (このIDを非表示/違反報告)
蛇狐(プロフ) - sakuyo1122さん» 初めまして、コメントありがとうございます！頑張ります！ (2020年12月8日 1時) (レス) id: 6f471a4801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛇狐
| 作成日時：2020年8月13日 17時
