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ｱｽﾞ「それにしても…A様はギメルですか！流石です！」
『そう言うけどアズ君はダレスじゃない…流石というかなんと言うか…凄いね』
ｸﾗ「Aち！クララと同じだね！」
入「みんな凄いよ本当に！」
入間くんが忘れた教科書を届けに問題児クラスに来たのだが、入間くんたちとついつい話が盛り上がってしまい長居してしまう。
シャオロン君たちも掃除が終わるだろうし…そろそろ戻ろうかな…
そう思っていると、教室の後ろから何だか聞き覚えのある声が──
ｱｶﾞ「なな……なんだお前！！誰！？」
shp「へえ……なるほど…これはいいものですね。う〜ん…」
問題児クラスのアガレス君のふかふかの雲のような使い魔をとっかえし、勝手にそこへ寝転がるショッピ先輩の姿が……
『何やってるんですかッ！？』
そんな声を上げると、アガレス君に落とされたショッピ先輩とパチリと目が合った。彼はゴロリと転がりながら「あ」と声を漏らす。
shp「Aさん、ちょうどええ所に」
私は戸惑う入間くんたちに謝罪を述べながら離れ、ショッピ先輩の寝転がるショッピ先輩のもとへ足を進める。
そんな私をチラリと目にしながら、彼はアガレス君にのほほーんと話しかけた。
shp「それ2〜3週間お借りできません？」
ｱｶﾞ「ダメに決まってるでしょ…！！ししょーはレンタルベッドじゃないよ！！」
はー、と長い溜息を吐きながら、そのししょーと呼ばれた使い魔に乗ったアガレス君はブツブツと言いながら面倒くさそうに背を向けた。
ｱｶﾞ「ったくもう……めんどくさ……」
shp「何もタダでとは言ってるわけじゃありませんよ……この学園内のとっておきの寝床情報を提供すると言ったらどうです？」
ｱｶﾞ「とっておきの…寝床…？」
く、食いついた……！
顔をキリッとさせてふよふよと近づいてくるアガレス君にショッピ先輩も顔をキリッとさせて頷いた。
shp「はい、ついてきてください」
……なんだか面倒くさそうな事になりそうだな…
そんな予感を察知し、私はバレないようにそろりそろりと離れていったのだが、ガシリとショッピ先輩に腕を掴まれてしまった。
無念。
shp「Aさんも来てください」
『……はい』
ショッピ先輩、アガレス君、私……
このなんとも奇妙な組み合わせの私たちは、問題児クラスをあとにして“学園内のとっておきの寝床”へと向かったのだった。
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蛇狐(プロフ) - 椿さん» ご指摘ありがとうございます！予測変換で表記がおかしくなってしまったのかもしれないです。教えてくださりありがとうございます！ (2021年1月3日 19時) (
レス) id: 6f471a4801 (このIDを非表示/違反報告)
椿 - 悪魔周期じゃなくて悪周期じゃありませんでしたっけ (2021年1月3日 18時) (レス) id: 37e6844d54 (このIDを非表示/違反報告)
蛇狐(プロフ) - もえさん» ほんとだ！ご指摘ありがとうございます！！ (2021年1月3日 8時) (レス) id: 6f471a4801 (このIDを非表示/違反報告)
もえ(プロフ) - 122の「たまに学校におる若い教師」がshaではなくrdになってます！(小声) (2021年1月1日 9時) (レス) id: 9b854a058e (このIDを非表示/違反報告)
蛇狐(プロフ) - sakuyo1122さん» 初めまして、コメントありがとうございます！頑張ります！ (2020年12月8日 1時) (レス) id: 6f471a4801 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛇狐
| 作成日時：2020年8月13日 17時
