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41.6cm ページ30

そんな僕を見てか、スンヨニヒョンがセジニヒョンに声をかける。









「実力面ではどうしようにも出来ないじゃん」









「俺が9年間練習生やってんのに、お前がしんどいのは当たり前だよ。」









「ヒョン、本当に上手くやってくれてますよ。ちゃんと着いてきてくれてて」









シフニヒョンに続いて、僕もいつの間にか口を開いていた。









「僕達チームなんですよ。ヒョンがしんどい時助けることは当たり前なんです。それを迷惑だなんて思わないでください。」









ポロッ...とセジニヒョンの頬に涙が伝った。









ここまで追い込んでしまってたんだな。









少しでもセジニヒョンの負担が楽になるように、もっと僕が上手くやらなきゃいけなかったのに...









「他人がセジニに失望したらなんだって」









「できない姿を見せたらなんだよ」









「それでもお前が一生懸命練習して、今も十分に俺らに聞いてくれるじゃん」









「そんなことに負担感を感じなければいいな、お前が。」









スンヨニヒョンとセジニヒョンが顔を見合わせて笑った。









「ありがとう」









潤んだ目で、僕らを見たセジニヒョン。









どこかスッキリした顔に、僕も安心したのか肩の力が抜けた気がした。









限られた時間に、みんながみんな焦っていたのかもしれない。









息苦しい練習室の中で、息苦しい練習をしていたのかもしれない。









でもこうしてみんなで輪になって、語り合った今日









僕らの間に新しい風が吹いた気がした。









暗い雰囲気から一変、練習終わりでふざけ出したヒョン達に笑い声が絶えない、狭い狭いボイストレーニングルーム。









幸せそうに笑うみんなを見て考えた。









こうして、当日もみんなが笑えていまますように。

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1996kg(プロフ) - そらさん» コメントありがとうございます〜!大変失礼致しました。自分の無知さに頭を抱えます。すぐに訂正致しますね!指摘して下さり、ありがとうございます〜! (2019年8月31日 7時) (レス) id: c60aa57c1b (このIDを非表示/違反報告)
そら - わざとそうしてるならすごく申し訳ないんですけど、30~のお話で「7つの感覚チーム」ではなく「第7感チーム」が正しいです。すごく面白いお話なので楽しみに更新待ってます! (2019年8月30日 23時) (レス) id: 930bec7446 (このIDを非表示/違反報告)
1996kg(プロフ) - 和雪さん» ごめんなさい!指摘ありがとうございます!!すぐに直します〜 (2019年8月30日 23時) (レス) id: c60aa57c1b (このIDを非表示/違反報告)
和雪(プロフ) - また訂正?になるのですが29.4cmのウソクの所属事務所がTOPMEDIAではなくTEEN UPになっています…すごく好きで更新のたびに読んでいるので楽しみにしています! (2019年8月30日 21時) (レス) id: 608ee03ffd (このIDを非表示/違反報告)
1996kg(プロフ) - あーみ。さん» コメントありがとうございます(^^) 了解致しました!!お話落ち着き次第お書きします〜! (2019年8月30日 20時) (レス) id: c60aa57c1b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:1996kg | 作成日時:2019年8月26日 17時

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