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#いつだって貴方は私の… ページ17
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「 っあー、久々だ 」
何だか心が軽くなった感じがする。
「 月、やっぱり綺麗 」
夜空に浮かぶ、月と光。そして所々にある雲。
うん、やっぱり好きだ。
『 見つけた…Aちゃん 』
今まで聞いたことの無い声。
後ろを振り返るとそこには…。
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「 だ…れ 」
『 Aちゃん、やっぱり可愛いなぁ 笑 』
まさか…ずっと後を付けてきていた…。
逃げなきゃ、そう思うのに体が上手く動かなくて。
どんどんその黒い影は私に近付いてきて。
「 はぁ…は…ぁ 」
恐怖で息が荒くなる。
『 ずーっと好きだったんだよ 』
『 やっと…！これで… 』
手にはナイフ。
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「 やめ…てっ！ 」
涙ながらにそう訴えかけるのに。
『 Aちゃんが全然こっち向いてくれないからじゃん 』
そう言って私にナイフを振り下ろした。
「 った…あ 」
腕からは血が流れていて。
もう一度、振り下ろそうとしたその時。
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『 っおい、何してんだよ 』
「 ゆ…うと 」
救世主が現れた。
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作者名：りぃ | 作成日時：2021年1月22日 14時
