胡蝶しのぶの推測 ページ17
「私の今朝の状態からして、睡眠薬を飲まされたのでしょう。
昨日、Aがお茶をだしてくれましたから
その時に気づかないなんて...
最終選抜に向かう素振りすら見せなかったのでつい気が緩んでしまいました」
しのぶがさも悔しそうに呟く
が、
その言葉に違和感を覚えた宇髄天元が発言する
「ん?胡蝶の口振りからするに、A達は最終選抜に向かったってことでいいんじゃないか?」
「あっ!!」
しのぶがはっとした顔をする
普段は冷静沈着な蟲柱でも大切な妹が失踪してしまい気が動転してしまうらしい
でも、自分の発言で結論が出ているにも関わらずに気づかないのはどうかと思うが
「胡蝶さん、大丈夫かなコソ」
「凄いAちゃん達が大切なのよ、きゅんきゅんするわぁコソ」
「いや、胡蝶が少し可笑しくねぇか?
どんだけ気が動転してんだよ。派手派手すぎるコソ」
コソコソと話している柱三名
「あぁ?Aとカナヲ?ってやつは最終選抜に行ったのかァ
絶対に行くなってAには忠告したはずなんだがなァ?」
「あいつは鬼の恐ろしさをわかっていない。目の前で人が死ぬことも助けられないことも知らない癖に何をネチネチ」
Aとカナヲ、特にAにキレている柱二名
因みにAはコミュ力が激高なので、柱とあった初日から仲良くなった化け物である
不死川とはお萩から、
伊黒とは蜜璃から仲良くなった
また、伊黒とは蜜璃同盟を結んでいる。
カナヲは喋らないため、余り仲良くなれず、
いや、カナヲはAと喋っている柱にガンを飛ばしていたので、少し引かれてしまった
「よもや!自分から鬼を倒したいなんて立派な心掛け!!」
「南無、成長した。南無阿弥陀仏」
称賛?する柱二名
「......」
無言の男一名
こいつに関してはどうした
まさに、混沌というかカオスである
柱に憧れを抱く隊士達は彼らがこんなのだとは夢にも思うまい
とりあえず、結論
結論・A達は最終選抜に向かった 以上
結局、まともな話し合いはされずに柱合会議は幕を閉じた
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