先生はスクールカウンセラー【実ｼ兄者】 (ページ15)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:4,108 hit

十一新しい子ページ15

｢高1組は体育、中1は理科、中2は身体検査。ニグ君は相談会な。各々移動始め。｣
そう言うと皆が席から立ち上がり教室へと移動する。
｢ニグ君、窓側のカーテンで仕切れる所に椅子と机移動させてくれる？｣
ng｢はい。｣
校庭での生徒たちの賑やかな声が聞こえてくる。どこか和む雰囲気だった。
カーテンを閉めて、自分も椅子に座る。
｢…じゃ、ニグ君。俺が今から質問すること、答えれるだけ答えてね。いい？｣
ng｢はい｣
｢…固くなんなくてええよw
始めるよ。好きなものは？｣
ng｢ゲーム、とかですかね｣
｢そうなんだ、何のゲーム好き？｣
ng｢マイクラとか、です｣
｢楽しいよね～。一番仲良い友達は？｣
ng｢ぅぇ～…ロボロさん、だと思います｣
｢へぇ～、ろぼたかぁ。どんなことしてる？｣
少し緊張が溶けたのか素が見えてくる。このままいくか。
ng｢そっすね…ゲームが多くて…たまに買い物とか｣
｢おけおけ…じゃ、次反対。ニグ君が俺に質問してくれる？｣
うーん、と悩む素振りをしてからあ、と言って聞いてくる
ng｢先生ってなんかありましたか？らっだぁ先生と｣
｢お？なーにニヤニヤしてんのかなぁ？｣
ng｢ははwはよいってくださいよ｣
｢君は常識人だと思っていたよニグ君…軽いのなら。えっとねぇ…大学の時さコンタミと浮気ドッキリしたんだけど、ちょ～っとやり過ぎてぇ…殴られちゃったかなぁって()｣
ng｢あー。()おいよ先生言ってましたね｣
｢マジでかよ。｣
ng｢ホントホント。次、先生がらっだぁ先生以外でお気に入りなん誰ですか？｣
｢お気に入りって…wいやまぁ…ん～…学校内でかい？｣
ng｢何処でもどうぞ。｣
｢一番はぺいんととトラゾー…校長ね。運営と日常は仲いいと思ってるよ。｣
ng｢…そうなんすね｣
にこ、と笑ってみると安堵したような表情になる
あ、この子もか。
｢へー…ニグ君、君PTSDだよ
覚醒亢進症状群ね。全然ダイジョブ。軽いよ～ん｣
俺がそう言うとニグ君は体を乗り出してきた
ng｢あの、それｯ｣｢しー。ほらーもう20分休みだぞ～。地球防衛軍、話してくれば？｣
ng｢ん"～ｯん、はーｯ、急に押さえないで！？…あ…すみま｣
謝る前に頭に手を当てる。
｢ほら、もうダイジョブ！すぐ治るよ｣
ng｢ｯ＿もうやめてくださいよ！｣｢お？なんだい思春期男子君照れてんの？｣
ng｢んなわけないでしょう！｣
｢w…ごめんな。机戻していいよ｣
ng｢…はい｣
廊下の方に近づいて鍵を開ける
｢っし！俺とカードゲームするやつシャオ以外で～！｣