Six to Ten

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マネ「その怪我、Travisが心配してたよ

あの3人、
ちゃんとあのあとレッスン戻ったって」








アヤちゃんの言葉に
すごく安心した私がいた








マネ「気になってたんでしょ〜
あの子達のこと」









そう言われて肩でつつかれる









「だってAが
あの子たちの立場だったら
きっと同じこと思ってたと思うもん」









自分はこんなに頑張ってるのに
なんで？


女の子って言うだけで
注目されて、仕事が貰えてずるい









私が男の子で、3人と同じ立場だったら
きっとそう思った









マネ「でも女の子だからこその
悩みとか葛藤とかいっぱいじゃない、」









ずっと。


ちゃんと。



私を見てくれたアヤちゃんの優しい瞳









「もうちょっと頑張らないとね、」









ファンの人にも

先輩方にも

Jr.のみんなにも




そしてSnowManのみんなにも。





私の実力を認めてほしい









マネ「まあまずは毎日のアイシングと
絶対に無理しないってことを頑張って(笑)

家でこっそり稽古なんて考えてないで
さっさと寝るのよっ」









アヤちゃんに隠し事はできない









目黒「Aもう取っていいの？」









控え室で氷袋を腕から外していると
ニヤニヤと嬉しそうに近づいてくる蓮



そんな蓮を睨み、
氷袋を片付けようとすると









目黒「そんな怒んなよ〜
貸してみ？、」









そう言うと、私の代わりに
ささっと片付けてくれた









「ありがと、
最初からやるよ、
って言ってくれたらいいのに(笑)」

目黒「は？可愛くねえな

、、、ジュース奢れ」









少し先を歩く蓮の背中を小走りで追い掛ける









「可愛くないのは蓮もでしょ！」


目黒「俺は十分可愛いだろーが、」


「どこがよ？」


目黒「あ？全部だろ」









しょーもない言い合い


でもちゃんと伝わった


蓮が私を心配して見に来てくれたこと。









「蓮！」


目黒「んだよ、」









「蓮も可愛いよー！！」







とその広い背中に飛びつき
髪の毛をぐしゃぐしゃにする









目黒「あっぶねえ！！！
やめろよ！また怪我する！」

「いーやーだー(笑)」









反抗期の弟の様な蓮もまた
可愛くて可愛くてたまらなかった









目黒「アイスも奢れ。」

「ガリガリ君な」

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