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シャワーを出て、稽古場の隣の部屋
準備は万端
あとは手首に巻くだけ
渡辺「お前さっきから何やってんの？」
頭にタオルを乗せ、
ガシガシ拭きながら翔太くんが言う
「準備はしたものの、」
渡辺「あと巻くだけじゃん」
「痛いもん、」
渡辺「こういう時だけ子供になるなよな」
「だって、」
完全に馬鹿にした顔で
私を見る翔太くん
シャワーで体が温まったせいか
心臓の動きに合わせてドクドクと痛む
渡辺「あ、涼太！いいところにきた！」
宮舘「あれ、Aアイシングは？」
翔太くんの隣につくなり
私を見て、
呆れたように笑う涼太くん
宮舘「ほんとにAは
アイシング苦手だよね(笑)
ほら、腕出して」
涼太くんに腕をとられ、
大人しく覚悟する
私が作った氷袋をテーピングで
手首に固定する涼太くん
宮舘「これでよし！」
渡辺「わー、痛そう」
棒読みの翔太くんを無視して
じんじんする冷たい痛みに
机に突っ伏して必死で耐える
もうこうなったら
一言も話せない
村上「あれ〜みんなここ〜？」
目黒「岩本くんたちは？」
阿部「まだ打ち合わせかなあ」
みんなの声がする
向井「ところでAちゃんは
どーしたの？寝てるの？」
渡辺「アイシングで死んでるの」
な？と意地悪に笑う声がする
村上「Aちゃん大丈夫？、」
隣に気配を感じ、顔だけそちらに向けると
心配そうに私の顔を覗き込むラウール
「、、、だいじょうぶです」
するとパッと笑顔になったラウールが
可愛くて私までつられて笑う
村上「こうやったら
Aちゃんと話せるね！」
私と同じように机に頬をぺったりつけ
顔だけでこっちを見る
「僕だけと話してるAちゃん〜」
と嬉しそうに笑う顔がたまらなく可愛い
さすがグループ最年少15才の破壊力
普段はしっかりしていて
まるで15才には見えないラウールの
年相応な愛らしさに少し安心する
マネ「Aちゃんいる〜？」
遠くでアヤちゃんの声がした
「ラウ、アヤちゃんに
ここにいるよーって言って〜」
するとはーい、と
アヤちゃんを呼びに行ってくれた
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美紀 - 作者さん紅一点ちゃんの名字は何ですが (2019年11月12日 10時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です更新大変だと思うけど頑張ってください応援してます (2019年8月2日 11時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
み - ゆいさん» 感想コメントありがとうございます！じわじわ更新していきますのでお待ちください！ (2019年6月19日 23時) (レス) id: b8d949a368 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい - 初めまして！更新されてるところまで読ませていただきました!!!!とても面白かったです！お忙しいとは思いますが更新待ってます！ (2019年6月15日 5時) (レス) id: e62732b4f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：miiiii | 作成日時：2019年6月12日 22時
