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母親「ほんとに単純ねぇ
土下座したぐらいで帳消しになるとでも思ってんの？
うちの主人は夕焼け出版の雑誌の編集長をしています
適正な判断がつかない場合は雑誌に取り上げていただきます。
社会の害は排除すべきです。
父親が犯罪者で母親はいない。そんな子がまともに育つわけ……｣
A「ほんとに、そうだよね、岡本さん。」
母親「あなた、分かりましたの？」
A「えぇ。申し訳無かったと思います。」
母親「そう。」
A「社会の害は排除すべきだもんねぇ」
母親「だよねぇ」
A「なら、主人にまことくんが言ったこと、書いてもらおうかな。」
母親「え？」
A「え？ダメなの？」
まこと「ちょっ」
A「人の子供には散々言っておいて、
自分の子供はダメとか言わないよね。」
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作者名：すと | 作成日時：2019年8月1日 22時
